第十一地区「ダブルクロスを教えて」 メイン
たいたい竹流(torgtaitai):操作方法が分からなくなったら、メニューの「ヘルプ」=>「マニュアル」を参照してみてください。
どどんとふ:======= プレイルーム 【 No. 9 】 へようこそ! =======
どどんとふ:このサーバでは24.0時間以上ログインすると接続が切断されます。
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GM:それでは少し早いですが始めていきましょう
GM:第十一地区卓「ダブルクロスを教えて」、初めて行きたいと思います
GM:よろしくおねがいします!
小竹木龍之介:よろしくおねがいします!
GM:小竹木さん以外の二人は全速力コマ作成中なので先にトレーラー出していきましょう
玻璃上八里:よろしくお願いいたします!
GM:早い! カミ速い!
GM:ではトレーラー!
GM:【トレーラー】
届くはずもない手紙を出して、夜空を仰いで月を見る。
雑踏の中一人、自分の居場所を守るため歩き出す。
血濡れたままにさまよう刃、獲物を見れば狂乱に輝く。
「面白そうだから殺しあおうよ!」
「諜報の一環としてFHから離脱を希望するチルドレンの保護を行う」
「初めて出会った恋する貴方に会いたくて」
三者三様の思惑は最初はバラバラに、何時しか一つに。
重なり変じて巨悪を穿く反撃の一矢となる。
それは誰もが昨日と同じ今日を手にする為の戦い。
それは今日じゃない明日を手にする為の巣立ち。
ダブルクロス The 3rd Edition「ダブルクロスを教えて」
ダブルクロス
――それは裏切りを意味する言葉。
GM:という訳で次はキャラ紹介!
GM:PC3からお願いしましょう! キャラシURLと大まかなキャラの紹介! あとPLの自己紹介もやっても良いかも!
GM:まずは黄色の月さんのカミにお願いします!
どどんとふ:「」がログインしました。
玻璃上八里:はーい!ドタバタしててすみません!
玻璃上八里:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYxt3ytwIM
玻璃上八里:「よろしく頼むよ。玻璃上八里だ」
玻璃上八里:玻璃上八里!25歳!カミを豪語してる胡乱成人女性!
玻璃上八里:……と書いてるけど今夜の彼女は何か普通では?一周回って様子がおかしいぞ!!???
GM:急に落ち着いてる……
玻璃上八里:胸に秘めた思いを確かめるために胡乱な調査をこっそり続けてるっぽい!
玻璃上八里:その努力が実を結ぶ日が来るのだろうか……謎が謎だぜ……
玻璃上八里:性能としては黄金錬成によるパトロン型サブアタッカー!
玻璃上八里:彼女の視野が狭まっている事を性能面で反映した結果、
玻璃上八里:ミスディレクションが抜けてダンシングライトが入りました。
玻璃上八里:ミドルは金、クライマックスは範囲クリスタライズ射撃で殺すわかりやすい編成!
GM:装甲をぶち抜く!
玻璃上八里:中の人的には彼女の抱える世界を塗り替える欲望の原液を出せていけたらナー、と思っています
玻璃上八里:以上!不安もいっぱいですが後悔の無いロールをしていけるよう頑張ります!
GM:ありがとうございます!
玻璃上八里:皆さま本日はよろしくお願いいたします!
GM:それでは次はPC2!
GM:アルヴィトを読んで俺がきゅんと来た!
GM:小竹木さんです! お願いします!
小竹木龍之介:はい!
小竹木龍之介:http://ysui.sakura.ne.jp/DX2016/charaseet/sasaki160.html
小竹木龍之介:「ああ。好きにかけてて。今、お茶を淹れるから」
小竹木龍之介:小竹木龍之介。30歳のUGNエージェントです。
小竹木龍之介:N市においては第11支部所属。情報については疎いと言いながらも、遠里支部長の元活躍中。
小竹木龍之介:本人は苦手と言っているが、その人柄の良さから交渉ごともこなす。
小竹木龍之介:具体的には『アルヴィトは白沙へと征けり』http://dtlog.sodenoshita.com/chatLogs_alvitr_h.html 参照。
小竹木龍之介:性的マイノリティであることから偏見による差別には感情的になりがち。
小竹木龍之介:また、オーヴァード且つマイノリティーである自分を特殊扱いせず育ててくれた両親がいましたが
小竹木龍之介:その「育成」はFHとしての実験に過ぎなかったことがわかり、
小竹木龍之介:……まあ色々あって今に至ります。FH嫌いかなーと思ってたけど動かしたら「差別しない」という方が強く出たので
小竹木龍之介:結局話してみないとわからないよね!って感じです。また、上記の過去から嘘は不得手!
小竹木龍之介:長くなりましたが性能についても!
GM:はい! バンバン語ってください!
小竹木龍之介:高い行動値(23)で先手で罪人の枷を撃つ!範囲にも撃つ!!
小竹木龍之介:以上!!
小竹木龍之介:あとソラリスなので地味に社会が高く購入や情報収集でも活躍できます。
小竹木龍之介:今回は似たような境遇の子がいるらしいのでがんばるぞ。
小竹木龍之介:よろしくおねがいします!
GM:ありがとうございます!
GM:似たような境遇の女の子が居るので疑似兄妹っぽくなると良いなあって思いがあります!
GM:楽しみだなあ~!
GM:それではネクスト!
顕木融:はいなー!
顕木融:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhuPCwwIM
GM:PC1! 約束された酷い親! とーるちゃん!
顕木融:現FHにしてなんかふらふらとアヴェンジャーズセルにまでやってきたらしい女の子です。
顕木融:境遇としては、遺産のデメリットかそれとも元々そう言うカタチであったのか、
顕木融:”恐怖”を始めから持っていない女の子。それがなんかFHの育成実験とかで育てられてたりしてたようですね。
顕木融:そのせいかノリは軽く明るめで、そして生きてる実感というものに非常に乏しく
顕木融:自分と相手が命がけでギリギリで削り合う…そういう戦闘行為ぐらいにしか実感を得られないのでそのままバトルジャンキー化しました。
顕木融:なんかこう、厄介な奴だと思うのでいい感じになるよう頑張りたいです…
顕木融:データ面は、ジャイアントキルで骨の銃して死招きしてぶっぱする。
GM:暴力!
顕木融:単体攻撃しか出来ない!それ以外を捨ててる暴力女子ですが、遅いしあんまりつよくないとおもうのであるなあ。
GM:暴力は全てを解決する! 問題ない!
顕木融:皆様、こんな手が掛かりそうなやつですが、どうかよろしくお願いいたします…!
GM:はい!よろしくおねがいします!
GM:それではHO開示とOPに入っていきましょう
GM:OP入ってからハンドアウト開示します! PC紹介の時にうっかり忘れていたので!
GM:【OP1「裏切りは密やかに」】
GM:登場PC→小竹木龍之介
GM:PC2→小竹木龍之介(PL:優水)
シナリオロイス:上戸ノア(連帯感/任意)
普段通りに業務に励む貴方を、同僚の上戸ノアが訪ねてくる。
彼は支部長補佐の仕事の傍らで進めていた“とある計画”の最後の詰めを貴方に頼みに来たのだ。
それはなんと神出鬼没にして正体不明の巨大セル、アヴェンジャーズセル構成員“スロウタイム”をUGNに引き抜くというもの。
どう考えても不可能な上に成功しても大きな利益も無い計画に見えたが、ノアが話すスロウタイムの両親の行動に貴方は嫌な既視感を覚える。
GM:―――――
GM:喫茶“アソート”。
GM:第十一地区に存在する隠れた人気店である。
GM:その裏の顔はフリーランスやイリーガルのオーヴァードたちがあつまる情報交換の場。
GM:そこの主に呼ばれ、貴方は店の奥にある部屋へと通されていた。
GM:針が4つある柱時計が午後三時を告げる。
GM:コーヒーを2つ持ってきて、その男は貴方の目の前に現れた。
上戸ノア:「よっ、小竹木さん」
小竹木龍之介:「こんにちは、ノアくん。景気はどう?」
上戸ノア:「ボチボチっすかねえ。まあ店としての営業は、ですが」
上戸ノア:「情報と人材は、何時でも大繁盛ですよ」
小竹木龍之介:「そっか。流石だなあ。僕はお店の方も好きだけどね」
上戸ノア:「貴方にそう言っていただけると嬉しいな。俺の趣味も捨てたもんじゃないらしい」
上戸ノア:コーヒーを出して、同時にディメンジョンゲートでつなげた虚数空間からいくつかの書類を取り出す。
上戸ノア:書類の内容はFHの行っている実験に関するものだ。
小竹木龍之介:コーヒーをいただきましょう。
小竹木龍之介:「……それが、今回の?」
上戸ノア:「そうです。小竹木さんに来ていただいた理由はごく単純で、貴方がかつて関わっていた実験と類似のものが行われていたから……」
上戸ノア:「この大N市で、オーヴァードの能力に目覚めた子供の育成実験が行われています」
小竹木龍之介:「………」顔が曇る。
上戸ノア:「こういった場合、単純な実験への介入以上に、被検体の子供の心のケアが重要になる」
小竹木龍之介:「嫌な話だな。……じゃあ、その子を……」
上戸ノア:「助けて……あげてほしいんです」
小竹木龍之介:「………うん」
上戸ノア:「俺はほら、こんなんですから、人を動かしたり、操ったり、得させたり、損させたり、そういうのはできても……救うことはできませんから」
小竹木龍之介:「適材適所、だと思うよ。僕だってノアくんのできることはできない」
小竹木龍之介:「救うっていうのも……はは。どうかはわからないけど」
上戸ノア:「あらら、決め台詞とられちまった」
上戸ノア:はにかむように笑う。
小竹木龍之介:「うん。でも、僕にできることなら全力を尽くすよ」
小竹木龍之介:「放って、おけるわけないし」
上戸ノア:そこですっと真面目な表情に戻る。
上戸ノア:「今回の作戦は被験体の子供を救い、その子供からアヴェンジャーズセルというFHのセルの情報を引き出すことを目的にしています」
上戸ノア:「俺としても放っておけないし、二重の意味で貴方にしか頼めない」
小竹木龍之介:「……二重の?」
上戸ノア:「似た境遇の子供、そして厳重に秘匿された情報の突破」
上戸ノア:訂正:似た境遇の子供へのケア
上戸ノア:「この2つが同時にできるのは貴方くらいってことです」
上戸ノア:「これまで俺が集めた情報についても共有しておきます」
小竹木龍之介:「最初のはわかるけど……情報はそこまで期待しないでね?」「もちろん、頑張るけどさ」
小竹木龍之介:「うん」
上戸ノア:「誰よりも情報に真摯な人間でしょうにねえ?」
上戸ノア:楽しそうに笑いながら、書類をいくつか出してくる。
上戸ノア:情報開示です。
小竹木龍之介:「むう」
小竹木龍之介:はい。
上戸ノア:情報項目:顕木融(難易度:自動成功)
上戸ノア:人工環境による育成実験被検体であった少女。
その覚醒時から、遺産--種別コード”ジャイアントキル”に酷似した反応を有していた。
感情反応でも恐怖が酷く薄く、遺産継承者として数えられる。
FHセル:テルミナスに発見、訓練を受けていたが造反。
セルメンバー複数を殺害して脱走し、現在はアヴェンジャーズセルに所属中。
極度の戦闘愛好者。特に、己と相手が生命を削り合い、全力を絞り出しあうのを好む。
その為、弱い奴や非戦闘者には手を出さない。
上戸ノア:「……とまあ、こういう女の子」
小竹木龍之介:「なるほどなあ……」
小竹木龍之介:(恐怖が薄い……か。ちゃんと、わかってあげられるかな)
小竹木龍之介:(いや、話してみないと何もわからないよな)
上戸ノア:「この女の子が、セルリーダーのやり方についていけずに近日中にセルを離脱することになっている」
上戸ノア:「その際に、最速最短で保護するのが俺たちの仕事です」
小竹木龍之介:「うん。…場は整ってる。ってことか」
上戸ノア:「第八支部の支部長から、人員を融通する許可は得ています。彼女と合流して、行動を開始してください」
小竹木龍之介:「ああ、それなら安心だ。僕はそんなに戦闘は得意じゃないから」
小竹木龍之介:(……助ける。必ず)
小竹木龍之介:(目を覆われて箱庭で生きるのは幸せだけど)
小竹木龍之介:(その分、崩れたときのダメージは大きい)
小竹木龍之介:(…それを、自分の事情で、選べない者に押し付けるなんて)
小竹木龍之介:(僕は、イヤだ)
小竹木龍之介:そう。正義感でもなんでもない。
小竹木龍之介:これは、ただの嫌悪だ。それでも。
小竹木龍之介:自分にやれることをやる。
小竹木龍之介:それだけだ。
GM:「顕木融がテルミナスを壊滅させてアヴェンジャーズセルに合流するまでの間、彼女の家族や身近な人が報復を受けた形跡はない」
上戸ノア:「顕木融がテルミナスを壊滅させてアヴェンジャーズセルに合流するまでの間、彼女の家族や身近な人が報復を受けた形跡はない」
上戸ノア:「偶然かもしれないが、そうでない可能性が高いと俺は見ている」
上戸ノア:「……頼みました。小竹木さん」
GM:―――――
小竹木龍之介:同僚/上戸ノア/感服:○/恐怖/ロイス
能力への畏怖みたいなやつです
GM:かしこまりました! 人と人外の……
GM:それではネクスト! 顕木ちゃん!
顕木融:はいっ
顕木融:顕木融の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:34->39)
GM:―――――
GM:【OP2「幸せな家庭」】
登場PC→顕木融
GM:PC2→小竹木龍之介(PL:優水)
シナリオロイス:上戸ノア(連帯感/任意)
普段通りに業務に励む貴方を、同僚の上戸ノアが訪ねてくる。
彼は支部長補佐の仕事の傍らで進めていた“とある計画”の最後の詰めを貴方に頼みに来たのだ。
それはなんと神出鬼没にして正体不明の巨大セル、アヴェンジャーズセル構成員“スロウタイム”をUGNに引き抜くというもの。
どう考えても不可能な上に成功しても大きな利益も無い計画に見えたが、ノアが話すスロウタイムの両親の行動に貴方は嫌な既視感を覚える。
GM:顕木融は幸せな一家に生を受けた。
GM:当たり前に愛され、当たり前に守られ、けど――
GM:彼女は当たり前ではいられなかった。
GM:そんな彼女も家では一人の子供だ。
GM:キッチンで母親が料理する音を聞きながら、顕木融は父と団欒の一時を楽しんでいた。
顕木 篤人:「融ちゃん、今日の晩ごはんは何だと思う~?」
顕木融:へにゃりと笑みを浮かべて。「ん~。台所見ちゃダメ?」
顕木 篤人:「それじゃあクイズにならないだろ~?」
顕木融:「そうだなあ……」うーん、と悩みつつ。
顕木融:「じゃ、ロールキャベツとかかな?」自分ではなく、父の好む物をあげる。
顕木 篤人:「ロールキャベツか! それは良い! だが違うなあ」
顕木 篤人:「考えるんだよ、融ちゃん」
顕木 篤人:「キッチンから聞こえる音、あれは油の弾ける音だね」
顕木融:「むぅ……当たってる気がしたのに…」
顕木融:「じゃあ焼きものだねえ」
顕木 篤人:「そして玄関に置いてあった釣り竿と魚籠、あれは俺が日曜の朝から釣り竿を振り回した証拠だ」
顕木融:「また釣りいってたのおとーさん……」
顕木融:ここら辺で釣れる魚を思い出そうとする。
顕木 篤人:「ハハ、そいつはご愛嬌だ。今の時期、笹雪川上流ではヤマメやサクラマスが釣れる」
顕木 篤人:「油の香りもヒントになるぞ、あれはバターだね」
顕木融:「綺麗な川だもんねえ。…うーむ」マスというと串焼きをすぐ思い浮かべてしまうが。
顕木 エルム:「あらあら、じゃあ時間切れねえ?」
顕木融:「む……っ」
顕木 エルム:金髪の上品そうな女性が、皿の上に乗ったヤマメのムニエルを持ってくる。
顕木 エルム:「パパの釣ってきた魚が美味しそうだから、ちょっと凝っちゃったわ」
顕木融:「むうう…別段何を賭けてるわけでもないのに悔しい…」
顕木 篤人:「知ることだよ」
顕木 篤人:「融ちゃん、大事なのは知ることなんだ」
顕木融:「”知は力なり”、ってこと?」
顕木 篤人:「それも一面だ」
顕木 篤人:「知は力たりうる。だから知るのは大事。それも一つの知見だ」
顕木 篤人:「でも力というだけではない。知ることは愛することだし、知ることは楽しむこと、知ることは素晴らしいことだったり、悲しいことだったりする」
顕木 篤人:「けど、だから、知らなくてはいけない。君が君の世界を大きくする為にね」
顕木融:「フィロソフィア、だっけ。知を愛すること。よくとーさんが言ってるから、憶えちゃった」
顕木融:苦笑しつつ。
顕木 篤人:メガネをクイッと上げてキラリと輝かせる。
顕木 篤人:「そのとおり! 融ちゃんのその力も! 知るほどに色んな使い方が出来るはずだぜ!」
顕木 篤人:「君が良いと思うことに、楽しいと思うことに、望むことに、それを使うんだよ」
顕木 篤人:「それは君のものなんだから」
顕木融:「……ふふ、ありがと。結局、普通にしてるだけで使っちゃう気もするけど…」
顕木 エルム:「ほら、ふたりとも、難しい話はそれくらいにして早くお上がりなさいな。冷めてしまうわよ?」
顕木融:「ま、おとーさんがそういうんだから。ちょっと考えてみるね……、っと。おかーさんの料理を冷ましちゃうのは世界の損失だ」
顕木 エルム:「はい、それではみんな揃っていただきます」
顕木 篤人:「うっし! いただきます!」
顕木融:「うん、いただきまーすっ!」にこやかな笑顔を浮かべて。
顕木 エルム:「ふふ、本当に楽しいわね。みんなで一緒の晩ごはんは」
顕木融:「それはおかーさんの料理が美味しいからだよ~」楽し気な口調。
顕木 エルム:「あら、そうかしら? 楽しい食事だからって、料理が美味しくあるとは限らないわよ?」
顕木 篤人:「面白い議題だな。確かに料理が美味しいことは楽しい食事の条件ではない」
顕木融:「そうかなあ。美味しい料理は大事だと思うけど」
顕木 篤人:「つまりここでは母親の料理が美味しくて、それにみんなが満足しているという状況が重要なんだ」
顕木 エルム:「……なるほど? 私の料理って思ったよりも大事だったのね?」
顕木融:「そうそう!わたし、好きだもん!」
顕木融:「あと、このヤマメもね。おとーさんが気合入れて釣ってきたんだろうし、そういうところも」
顕木 エルム:「二人の共同作業?」
顕木融:「それと、こうして美味しく食べるわたしで完成というわけなのです」
顕木 篤人:「ハッハッハ! こいつぅ!」
顕木 篤人:融の頭をワシワシと撫でる。
顕木融:「うにゃっ…!髪が~~!やめてよう~~」
顕木 エルム:「お父さん、女の子の髪は気軽に触るものではないわよ?」
顕木 篤人:「っと、わりいわりぃ。あんまり可愛かったからついついな。ごめん」
GM:ではそんなところでですね
顕木融:「うむ。その褒めとヤマメに準じて赦してしんぜよう…っと」
GM:融ちゃんの携帯電話にショートメッセージが入りますね。
顕木融:振動パターンで気付く。このパターンは、
マスターエロス:『今晩ちょっと殺し合って欲しいUGNエージェント居るんだけど予定空いてる~?』
顕木融:(………いやまあ、実際に仕事はしてるの知ってるけど)
顕木融:(それが誘う言葉としてなんか、こう…他の子たちに煙たがられる理由ってそこら辺にあるんじゃない…?)
マスターエロス:『報酬は弾むし、やばそうなら僕も手伝うぜ! アヴェンジャーズはさておき、僕は仲間を見捨てないからね!』
顕木 篤人:「ど、どうした融ちゃん……まさか、彼氏か!?」
顕木融:そこまでをざっと確認してから。
顕木 エルム:「馬鹿言わないの。仮にそうでも騒ぐんじゃありません」
顕木融:「あはは。わたしに男子の影は遠いのはよおく知ってるんじゃないかなあ」
顕木融:「ん、ちょっと友達が忘れ物取りに行くのに付き合ってほしいってさ。いくら夜が怖いからってもう、高校生なんだよ?」
顕木 篤人:「こんな可愛い融ちゃんに声かけない男なんてどうかしてるぜ!」
顕木融:「あっはっは。まあわたしも気を付けますよう」
顕木 エルム:「何言ってるの……?」
顕木 エルム:「まあ、お友達のお願いなら無下にするのも悪いわね」
顕木融:「ん、ごめんねー。なんかどたばたしちゃって」
顕木 エルム:「鍵は持ってた? 遅くなってもパパとママが寝ている間にこっそり帰ってくるのよ?」
顕木融:「持ってるよ、もう…わたしも高校生なんだからね?」
顕木融:ちょっと怒ってます、みたいなポーズをとりつつ。
顕木 篤人:「あー、俺は何も見てない聞いてない! もう! 友だちがどうしてもっていうなら文句は言わないけど~! 認めないんだからな!」
顕木 篤人:「ウーッ!」
顕木融:ちょうど、皿も空になる。
顕木融:「本当にいないんだけど…。ま、おとーさんがこれ以上おかしくならないうちに帰ってくるよ~」
顕木融:そう言って。皿を片付け、簡単なポーチとともにいくつか用意をして、外に出る。
顕木融:いってきまーす、と気の抜けた声。友達のところに遊び行くような声で。
顕木融:──玄関のドアを閉めた瞬間から、かちりとスイッチのように表情が消えた。
顕木融:「さ。お仕事、お仕事、ってね」
顕木融:『すぐ行くよ。時間は掛けないから』
マスターエロス:「それは素晴らしい」
顕木融:それだけ、片手で軽く打ったSMSを送信し。とん、と。夜の街を”スロウタイム”は歩いていく。
マスターエロス:唐突に現れたその男は少女に手をかざし
マスターエロス:《ワールウインド》
マスターエロス:次の瞬間には二人揃って姿を消していた。
顕木融:「………本当、そういうとこじゃない?」と。その言葉も風に消える。
GM:─────
顕木融:ロイスは出てる二人とも初期ロイスだこれ!
顕木融:なので今回は以上で!
GM:─────
GM:【OP3「届かぬ手紙」】
GM:PC3→玻璃上八里(PL:黄色の月)
シナリオロイス:マスター・エロス(親近感/偏愛)
貴方は今日も無断でアヴェンジャーズセルの内情を探っていた。
それは偏にあの夏に鮮烈な出会いを経験した魔人マスター・エロスとの再会を期待してのものだ。
念願かなって彼と出会う貴方だったが、対話は当然決裂。
彼は一人のFHエージェントを貴方にけしかける。
スロウタイム。つまらなさそうな少女。
彼女は当然の仕事として貴方へとその凶刃を向ける
玻璃上八里:36+1d10 シーンイン!
DoubleCross : (36+1D10) → 36+6[6] → 42
玻璃上八里:侵蝕42
GM:─────
GM:それは月の明るい夜のこと。
玻璃上八里:「……」ひゅうん、と夜の闇に消えていくカミ飛行機を見送る。
玻璃上八里:大N市。(任意の山)の木に吊るされた紙製のハンモック。
玻璃上八里:玻璃上八里は、独りで『視界共有』のカミ飛行機を投げていた。
玻璃上八里:傍らのナップザックには特典SS入りの異修羅書籍と邪神任侠が入っている。
玻璃上八里:「ふーむ……」目を閉じて。カミ飛行機の操作に集中をする。
玻璃上八里:小さな使者の目指す先は━━アヴェンジャーズセル。
玻璃上八里:あの日から探索を続けているが。未だに『彼』は釣れない。
玻璃上八里:(できることならば、早めに位置情報を掴みたいところではあるのだが……)
マスターエロス:「お嬢さん」
マスターエロス:《ワールウインド》
マスターエロス:それは音もなく背後に忍び寄る。
マスターエロス:「先ほどから君が飛行機を飛ばした回数は11回。のべ使用枚数にしておおよそ704枚。飛行距離にして実に337メートル」
マスターエロス:「愚かな提案があるのだがどうだろう」
マスターエロス:「僕で良ければ君の──話し相手になりたい」
玻璃上八里:ハンモックから、首を回して下を見やる。
マスターエロス:後ろで両手を組み、不敵に微笑む。
玻璃上八里:「……乙女の苦悩を覗き見とは。相変わらずの趣味だな、マスターエロス。」
玻璃上八里:ひらり、とハンモックから降り立つ。
玻璃上八里:「できれば返礼を頂きたかった所だな。」
マスターエロス:「試していたのだよ」
マスターエロス:「何時、君が折れるかと思ってね」
玻璃上八里:「もう少し決まった服装を用意していたところなのだが……む?」
マスターエロス:「FHのマスターエージェントに会いたいなど、正気ではないと思わないか?」
マスターエロス:「何時正気に戻るのかと興味深かったが、いやはや、君は実に救いがたいな」
玻璃上八里:「ハハハ。お主に正気のあり方を説かれるようではいよいよ末期という事だなぁ。」
マスターエロス:「何故僕に執着する?」
玻璃上八里:「まぁ、恐らくはつまらないことだよ。お主にとってはな」
マスターエロス:「よもや惚れたという訳ではないだろう? 力を貸せとでも? それともまさか、まさか、説得か? UGNでは僕の正義が許容されないのでそれはデキない相談だなあ?」
玻璃上八里:「━━お主と共同戦線を張った時から、ずっと考えていたことがあったんだ。」
マスターエロス:ニタニタと楽しそうな笑みを浮かべる。
玻璃上八里:「私はな。カミ細工の作業は一人でやっているんだ。」
マスターエロス:「……ああ」
マスターエロス:「僕は空気が読めなくてね。邪魔をしてしまったなあそういえば」
マスターエロス:(思ったよりもつまらないことを気にする女だ)
玻璃上八里:「あの日、カミ細工の政策を『石刀さん』に手伝ってもらっただろう。」
マスターエロス:(やはり僕が手ずから殺すまでもない相手だったな……)
玻璃上八里:「初めてなんだ」
マスターエロス:「……?」
マスターエロス:(待て、なんかおかしい)
マスターエロス:(な~~~~~んか空気感おかしいぞ)
玻璃上八里:「人生で、初めて二人で作った。」
マスターエロス:「……」
マスターエロス:「君のような人間であれば、隣に寄り添う相手も居ただろう」
マスターエロス:「僕にさえ――」
玻璃上八里:「ずっとひっかかっていた。なんで私はお前と肩を並べたのだろう。」
マスターエロス:(熊埜御堂くん……)
玻璃上八里:「……この迷いは、必ず私を殺すだろう。でも、解決する方法は何となくわかっていた。」
マスターエロス:(僕は熊埜御堂くんが居ることも大きかったが……彼女は)
マスターエロス:(彼女は寂しかったのだろう)
玻璃上八里:「もう一度お前に遭えれば、この問いに答えを出せる。」
マスターエロス:「君が僕の何を知っているというのだ」
マスターエロス:「君は勝手な欲望を僕に映しただけに過ぎない。案外、FHエージェントが向いているんじゃないかな?」
玻璃上八里:「知らないよ。だから踏み込むことにした。」
玻璃上八里:「私はな、石刀自由。」
玻璃上八里:「━━君のことが好きだよ。」
マスターエロス:「……」
玻璃上八里:「君の在り方が好きだ。」
玻璃上八里:「私が選べなかった道を歩む君が本当に眩しく見える。」
マスターエロス:「そうか」
玻璃上八里:「君の明るさが好きだ。」
マスターエロス:「そうか」
玻璃上八里:「死を目の前にして尚もやりたいことを目指す、馬鹿としか思えない純粋さが羨ましい。」
マスターエロス:「そうか……!」
玻璃上八里:「……だから。」
マスターエロス:「ならば――!」
玻璃上八里:「私は、何としても君をこの手で殺したい。」
マスターエロス:歓喜に一瞬だけほころんだ笑みが。
マスターエロス:「――え?」
マスターエロス:凍りつく。
マスターエロス:額を手で抑えて深くため息をつく。
マスターエロス:「こんなんばっかかよ」
マスターエロス:パチリと指を鳴らす。
マスターエロス:「──スロウタイム!」
玻璃上八里:「ハハハ。君の人となりを考えれば簡単な結論だよ、石刀自由。」
玻璃上八里:「だって君はさぁ。」
玻璃上八里:「━━地獄の果てと、そこに立ちふさがる者しか見えてないだろう?」
玻璃上八里:「だったら。私を君に見てもらう方法は簡単だよ。」
玻璃上八里:「君が目指す新世界の果てに先回りして君を待ち、」
玻璃上八里:「その目から光が失われるまで殺しつくす。」
玻璃上八里:「どちらかが絶望の血溜まりに沈むことで、私の愛は完成する」
玻璃上八里:「だからさぁ。これは宣戦布告でもあるんだ、石刀自由。」
玻璃上八里:「──君と私で。世界を焼き尽くす大恋愛をしようぜ」
マスターエロス:鳴らした指から生まれた波紋が渦巻いて渦巻いて震えて震えて一人の少女の形を紡ぐ。
マスターエロス:「こいつを……殺せ!」
マスターエロス:何時になく、怒気を孕んだ命令がくだされた。
マスターエロス:─────
玻璃上八里:
〈私を見てくれよ。〉OR/石刀 自由:純愛/〇完殺 にロイス感情変更します!
GM:OP3分だぜ!
玻璃上八里:アッごめんなさい!Sロイス指定してもよかですか!!!
玻璃上八里:石刀殿を!
GM:良いよ!!!!!!!!!!!!!!!
GM:─────
GM:【ミドル1「月下に咲け、裏切り者の舞踏会」】
GM:登場PC→全員
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:40->47)
玻璃上八里:42+1d10 シーンイン!
DoubleCross : (42+1D10) → 42+10[10] → 52
GM:小竹木さんだけ登場のタイミングがちょっとだけ送れて、最初はカミと融ちゃんからです!
玻璃上八里:侵蝕52!!!
GM:高ぶり過ぎでは???
小竹木龍之介:了解!
GM:全員登場侵蝕できたら始めるよ~!
顕木融:顕木融の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:39->44)
GM:─────
GM:戦いの火蓋は切って落とされた。
顕木融:ふわりと。風が舞う中で。ひとりの少女が草を踏む。
マスターエロス:「残念だったなあ玻璃上八里! 僕は君の瞳には映ってやらん! 何故なら君はこの少女によって殺されるのだから!」
顕木融:「──あの話の流れからそう言えるの、本当すごいですよね」溜息を付きつつ。
顕木融:少女は何も構えていない。剣も。銃も。そして力によって従える超自然の何も。
マスターエロス:「敵を相手に気を使っても無駄だからねえ! 心は仲間の為に使うものさ!」
マスターエロス:「さあ見せ給えスロウタイム! 君の心の力を!」
顕木融:「まあ、わたしが人の恋路の障害物その一なのは結構気に入りませんけど」そっと腕を伸ばす。まるで誰かの手を取るように。
玻璃上八里:左手を天に伸ばし、右手で顔を抑え。どこからともなく光が独りの女を照らし出す。
玻璃上八里:袖口から、開かれた私服から。大きめの銀カミ吹雪が舞いだす。
マスターエロス:(融ちゃん、もしかして怒っている……?)
玻璃上八里:「すまないことをしたね。スロウタイムとやら。」
顕木融:「いいえ、お仕事なので」
玻璃上八里:「私もかなり見苦しい所を見せてしまった。」
マスターエロス:(僕、もしかして悪いことしてる?)
玻璃上八里:「さて。」
顕木融:「ああ、それを言うなら。貴方の前に障害物になってるわたしの方が謝るべきかと。…はい」
マスターエロス:「な、なんで君たちシンパシーを感じあっているんだ!」
マスターエロス:「何時ものやる気満々な君は何処に行った!」
顕木融:「…いや、あそこまで熱烈な愛の告白受けて、他の女呼びます?」
玻璃上八里:「正直なところ、今の私はかなり荒れている。あらかじめ降伏勧告をしておこう。」完全無視!
顕木融:「うーん。それはありがたいんですけれど」
顕木融:「わたし。ーー”愛”なるものに興味はあるので。それを見たいなあ、って」
マスターエロス:不思議そうに首を傾げる。基本的に自分の邪魔をするものに一切の価値を認めないからだ。
玻璃上八里:「受けてもらえない場合━─」ひらり、と四角形の銀紙が左手に収まる。
玻璃上八里:右手でつかんで引っ張った其れは、三角形の紙片──『紙鉄砲』に分かれる。
玻璃上八里:無造作に両手を振り下ろす。
玻璃上八里:「口封じさせてもらうよ」言葉は、破裂音と同時に飛び出す二本のレーザーにかき消された。
顕木融:「へえ」その言葉も、光条に掻き消えるその前に。
顕木融:空気の破裂音。
顕木融:”なにか”が、その光ごと”捩じ切って”、飛来する。
玻璃上八里:「成る程」ばさり。紙にあおられるように体制を崩す。
玻璃上八里:……頭部の軌道に沿った”なにか”が、自身の頭部に炸裂する前に。
顕木融:「ふふ…うん。少し、テンションが戻ってきたなあ」笑顔を浮かべる。
玻璃上八里:足元には一枚の紙。予想できないスリップを予測で起こす緊急脱出。
顕木融:凌げるタイミングではなかったはずだ。相手の能力の幅が読み切れないーーそれは、先程の自分へ迫る光条といい、相手の躊躇いのなさからも。
顕木融:「うん。いいな。楽しくなってきた…!」
玻璃上八里:(……とはいえ、初劇を交わしただけ。追撃の一発は覚悟しておくか━━)
顕木融:「じゃあ、どんどんやっていこうかーー貴方は邪魔なわたしを殺そうとして。わたしは、そんな貴方を狙う」
顕木融:「楽しもう?せめての道のりなんだから」その声を最後に、腕が一瞬、歪み。
マスターエロス:「ハーッハッハッハ! これがスロウタイムの能力! 出力! 多芸が能の君は、彼女の純粋なパワーに抗うこともできない!」
マスターエロス:自慢気に叫んでいるが、具体的には特に何も言っていない! 情報漏えいを気にしているのだ!
マスターエロス:「降伏するなら今が最後のチャンスだぞ! カミよ!」
???:では、そこに。
???:「───悪いんだけど。そこ、どいてもらうよ」
マスターエロス:「む?」
???:マスターエロスの耳に、冷たい感触がある。
小竹木龍之介:水だ。
小竹木龍之介:水が、彼の耳から入り込む。
小竹木龍之介:速やかに。
マスターエロス:(脳を狙ったか)
マスターエロス:思考は追いつくが、肉体の反応は追いつかない。
小竹木龍之介:それは、直ぐに感覚の狂いを齎す。
マスターエロス:彼はあえて受けることを選択する。
マスターエロス:片膝を付き、巨大な隙を晒す。
小竹木龍之介:どこから入ろうと。触れたのであれば逃れることはできない。
上戸ノア:「そしてこの瞬間に──」
上戸ノア:《時の棺》
上戸ノア:マスター・エロスの時間が静止する。
顕木融:「っ」乱入者、それも二人。反応すれば、目前の対手に食い破られるだろう。
上戸ノア:一瞬だけ龍之介へと目配せをして、今だと口を動かす。
玻璃上八里:間髪入れずに追撃のレーザーをマスターエロスに向けて撃つ。
小竹木龍之介:「こんばんは、二人とも」歩みを進める。二人の、ちょうど真ん中に。
顕木融:(まずったかな。情報戦で負けてるとまでは思ってなかった)それをみてバックステップ。攻撃は中断する。
小竹木龍之介:ノアくんには軽く頷いて。
賢者の石:「カッキーン!」
玻璃上八里:「──む。」
賢者の石:不思議なことが起きて、レーザーは弾き飛ばされる。
小竹木龍之介:「…顕木融ちゃん。だね」
顕木融:「………遺産なんかよりずっとインチキだよねそれ……参ったな」
小竹木龍之介:視線は融ちゃんに向ける。
顕木融:「…、ま、ここまで割れてるなら知ってておかしくないよね。そうだよ。わたしが、顕木融」
小竹木龍之介:射線上に立つことで玻璃上さんを守っている。
玻璃上八里:「ふー……む。」銀紙鉄砲を構えたまま、乱入した者たちとスロウタイム──顕木融を見やる。
顕木融:戦力差は3対1、あの上司はああなったら動くつもりはなさそうだし動けるか分からないーー、それにきちんと訓練も受けているし連携も出来る相手。
小竹木龍之介:「僕は小竹木龍之介。……ええと。戦いに来たわけじゃないんだ」
玻璃上八里:(──敵対の意志は無さそうか。)
顕木融:「うん、一気に決めに来てないしね。それはわかるけど」実際そうなら、二人でなくある程度数を持ってくるだろう。
小竹木龍之介:「その、さ。……んー。君を、迎えに来た……なんて、言って良いのかなこれ……」
小竹木龍之介:頭の後ろをかく。
玻璃上八里:「なるほどな。仲裁にしては人手が多そうに見えるが?」
顕木融:「それで、マスターを放置してまでわたしに一体………」何の用、と続けようとして。そこでその言葉を聞いて言葉が切れる。
小竹木龍之介:「あ、UGNだよUGN。つまり、その、さ。……色々、困ってるんじゃないかって」言葉を選んだ結果、決まらないセリフになってしまう。
顕木融:「今まさに困ってるかなあ」少し苦笑。
小竹木龍之介:「あー……ごめんね。倒されてやるみたいなことはできないんだけど」
玻璃上八里:「それは……そうであろうなぁ……」殺意も削がれてしまった。
マスターエロス:「――ったく」
小竹木龍之介:「でも、さ。……もし今いる所から君が抜け出したいと思うなら」
マスターエロス:バキ、バキ、となにかが砕ける音。
小竹木龍之介:「力に、なれる」
マスターエロス:「小賢しいぞ、貴様ら」
マスターエロス:《サイレンの魔女》
マスターエロス:真空波がUGNの3人を同時に切り刻む。
マスターエロス:「何をぬるいことをやっている。スロウタイム」
顕木融:「……」今いるところから、抜け出したいと思うなら。そのことに一瞬足を止めて。
マスターエロス:「君の暴力ならばこの3人をなぎ倒すことくらい難しくはないだろうに」
顕木融:「いや今まさに固められてた人が言います?」
小竹木龍之介:「……っぐ……」
上戸ノア:「……ッ!」
顕木融:「アレをこっちに打たれたら、貴方が無理なのにわたしが抵抗できるなんて思えないので…」
小竹木龍之介:真空波に顔をしかめる。
上戸ノア:とっさに時間を止めて損害を最低限に留めたが、吹きすさぶ嵐の中で身動きできない。
小竹木龍之介:「……君は、君の好きにして良いんだ」
小竹木龍之介:声をかけ続ける。
上戸ノア:「ドラウナラッグ、時間切れだ。カミサマ連れて逃げるぞ」
マスターエロス:「そうともさ! 誰もが好きに生きていい!」
玻璃上八里:「ぬう!」構えた腕が切り刻まれ、仕込んでいたカブトガニの折り紙が剥がれる!
マスターエロス:「力ある限り、それが許される!」
顕木融:「…好きに?貴方こそ、そんなことを言うために来たの?」
小竹木龍之介:「やりたいことがあれば……!それを提供してあげられる!だから」
小竹木龍之介:「君が、そこを抜け出したいなら、いつでも来てくれ!」
マスターエロス:「だから!」
玻璃上八里:「誰かを踏みにじるのも、自由だと?」
マスターエロス:「そのとおりだ!」
小竹木龍之介:「………」
小竹木龍之介:「違うな」
小竹木龍之介:その言葉は、マスターエージェントの言葉に。
小竹木龍之介:「自由を言い訳に踏み躙ることは、僕は嫌いだ」
小竹木龍之介:「他者の自由を封じておいて、虫がいいにも程があるだろ」
玻璃上八里:「私も同意見だね。小竹木殿。」
マスターエロス:《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《増加の触媒》
マスターエロス:空間がねじれ狂う。
マスターエロス:窒素と周囲の炭素を集積し、生成された爆薬が空中でいくつもいくつも爆ぜ、その山の一帯に無数のクレーターを作っていく。
マスターエロス:「はいはい……それを言うだけの力を示せるなら、聞いてやるよ」
小竹木龍之介:「───っ」尚も言葉を重ねようとするが
玻璃上八里:「──決戦の前に会えて良かったよ、石刀自由。」
小竹木龍之介:それは敵わない。
マスターエロス:「だけど君ら死ぬだろ、これで」
マスターエロス:見せつけるような爆発がUGNの3人に迫る刹那──
玻璃上八里:「君は──」なおも叫ぼうとした言葉は、爆風にかき消される。
上戸ノア:「時間切れだ。退くぞ」
上戸ノア:《時間凍結》
上戸ノア:《ディメンジョンゲート》
上戸ノア:《領域の盾》
GM:山が一つ削れた後、もうもうと立ち上がる土煙の中。
GM:すでにUGNの三人の姿は無い。
顕木融:爆発に巻き込まれないように、ステップと射出した”何か”で衝撃を回避し、逸らしていた。
マスターエロス:「ああ……久しぶりに大人気なく腹を立ててしまったなあ」
顕木融:じっと既に去った跡を見詰めている。
マスターエロス:「大丈夫だったかなスロウタイム?」
顕木融:「勿論。けど普通に巻き込みそうな攻撃するなら一声くらいは掛けてね」
マスターエロス:「安心したまえ」
マスターエロス:「私が味方を巻き込むような拙い攻撃をするわけがないだろう」
顕木融:「…………まあ、いいけど。それ、きちんとそう思ってそう動いてると、伝えた方がいいと思う…、うん?」
マスターエロス:「何故私が……っと、僕が、マスターエージェントになったと思う?」
顕木融:「賢者の石の適合者…その中でも特別適合率が高いから、って聞いたけど」
マスターエロス:「そうそう、それもある。それも大きな理由、八割くらいそれ」
マスターエロス:「けどもう一つ、単純に強いんだよ」
マスターエロス:「ハヌマーン/ソラリスのクロスブリードにできることはたいていできる」
マスターエロス:「殴り合い、車の運転、射撃、RC、幻覚操作」
顕木融:「それに、賢者の石の高い出力、ってわけ」
マスターエロス:「左様。この僕こそがFH最優のハヌマーン/ソラリスのオーヴァード」
マスターエロス:「だからまあ、さっきは別に固められても逆転できると思っただけなんだからねっ!」
マスターエロス:「勘違いしないでよねっ! 流石にあの状態で君みたいなものすごい出力の攻撃とかぶつけられたらやばいけどね!」
顕木融:「貴方は良くてもわたしはピンチだったんだよね」
顕木融:「あのまま仕掛けられてたら何回か死んでたんだけど…?」
マスターエロス:「……むぅ? そうか、僕と違って君は最強というわけではないからな」
マスターエロス:「それもそうだ。悪かった」
マスターエロス:「まあひとまず帰ろうじゃないか。彼らもすぐに仕掛けてくる訳ではない」
顕木融:ふう、と息を吐く。
顕木融:「りょーかい、上司どの。わたしも珍しい貴方の謝罪を聞けたし、それでチャラね」
マスターエロス:「このマスターエロスにごめんなさいを言わせるとはね……ふふ、ありがとう」
マスターエロス:「それじゃあ帰るよ」
マスターエロス:《ワールウインド》
マスターエロス:風が貴方と白髪の魔人を包み──空の彼方へと消えていった。
マスターエロス:─────
GM:ロイス! 取得どうぞ! 購入判定もいいよ!
顕木融:ロイス、小竹木さんに取りたいけどまだ名前聴いてねえ!!w
玻璃上八里:〈正直なところ、口止めはしておきたいな……〉顕木融:〇執着/恥辱でロイス取得!
小竹木龍之介:ロイスはもうちょっと話してから!
小竹木龍之介:購入しておきますか。
顕木融:名前聴いた後に取ろう。ではカミ様にとろう
小竹木龍之介:UGNボディアーマー
小竹木龍之介:4dx+1>=12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 9[3,7,8,9]+1 → 10 → 失敗
小竹木龍之介:今は失敗でいいや。以上です。
顕木融:玻璃上八里 〇興味/罪悪感 で。ごめんね割り込んで!!
顕木融:購入は、うーむ。
顕木融:まあボデマチャレンジしよう。
玻璃上八里:購入は……何買おうか。
顕木融:2dx+2=>12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 9[4,9]+2 → 11 → 失敗
顕木融:うっコレは…!財産一点吐いて買っておこう。財産5→4へ。装備!
玻璃上八里:無難に応急セット!
玻璃上八里:1dx+3>=8
DoubleCross : (1R10+3[10]>=8) → 6[6]+3 → 9 → 成功
顕木融:以上!
玻璃上八里:ゲット!以上!!!
GM:そして今日はここまで!お疲れさまでした!
顕木融:おつかれさまでしたっ
玻璃上八里:お疲れさまでしたァ!!!
小竹木龍之介:おつかれさまでした?!
GM:みなさんこんばんは!少し早いですが今日もやっていきましょう
玻璃上八里:はーい!本日もよろしくお願いします!
小竹木龍之介:よろしくお願いします!
顕木融:よろしくお願いします!
GM:今日は合流シーンが終わったのでミドルをやっていきます
GM:楽しい楽しい情報収集です
GM:少し難易度が高いですががんばってください
顕木融:ひい…
GM:今回のミドルは少し特殊なので、メインと舞台裏の二手に分かれてミドルをやります。俺は両面打ちします。
玻璃上八里:インクリボンの切りどころを見極めていきたいぜ
顕木融:おお
GM:メインはPC1の融ちゃんのミドル3
舞台裏はクールな大人組の格好良い会話のミドル2になります
顕木融:のんびりな日常回かなあ?
玻璃上八里:クールダウンな玻璃上……
GM:それは開始してのお楽しみ……それでは!
小竹木龍之介:ほうほう
GM:─────
GM:【ミドル2「釣果」】
GM:登場PCは大人組の二人!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:47->49)
GM:登場侵蝕どうぞ!
玻璃上八里:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+4[4] → 56
玻璃上八里:侵蝕56
小竹木龍之介:カウンターリモコンどうしても表に出ちゃうな…消しておくなりお願いします
GM:─────
小竹木龍之介:お手数をおかけします
GM:ええんや……
GM:二人には情報収集項目と情報拡散項目があります
小竹木龍之介:拡散!
玻璃上八里:拡散項目……?
GM:情報収集項目
・スロウタイムの両親
情報:UGN,FH,裏社会 難易度:24
情報拡散項目
・玻璃上八里の居場所
情報:UGN,FH,裏社会 難易度12
GM:こちらです。誠に申し訳ないがシナリオや並行するミドル3の都合で先に判定してください。会話の間にこの作戦で行くよって流れにしつつ二人で状況を確かめ合う会話だ!
玻璃上八里:難易度たっか!??
小竹木龍之介:イベント項目かな?
先生:一応アソートが舞台なので一回だけ妖精してくれます!
先生:がんばって!
玻璃上八里:ダンシングライトLV2もばら撒けるぜ!必要ならいつでも仰ってほしい!!!
小竹木龍之介:はーい!
小竹木龍之介:どっちがどっち行きます?
小竹木龍之介:財産あるカミが24いく方が安定かなと思うのですが
玻璃上八里:ぶち抜きパワー的には自分が24でいいかと!
玻璃上八里:インクリボン斬っていくぜー!
小竹木龍之介:OK!ではカミの居場所拡散を私が。
小竹木龍之介:あ、GM。
小竹木龍之介:一応確認なのですが、居場所は「嘘の拡散」ではないですよね?
GM:嘘の拡散ではないです!
玻璃上八里:情報:UGNでスロウタイムの両親判定!情報収集チームのコネにセットでインクリボンもつけてダイス+2!
小竹木龍之介:ならばOK!
GM:敵を釣り出すために情報拡散します!
GM:あ、ごめん
そのあたりの説明忘れてたのできっちりしておこう
GM:敵が今後カミを狙うと予測できるので、それを待ち構える為にわざとわかりやすく行動するという感じの話です!
小竹木龍之介:OKです!
玻璃上八里:おとり捜査という算段ね!(任意の光源演出)
玻璃上八里:それでは改めて判定行きます!
玻璃上八里:3dx+3>=24 これでいいはず!
DoubleCross : (3R10+3[10]>=24) → 4[2,3,4]+3 → 7 → 失敗
玻璃上八里:よ……妖精お願いしてもいいっすか……?
小竹木龍之介:妖精!妖精!
上戸ノア:《妖精の手》
玻璃上八里:わーい!幸運パワー!
玻璃上八里:ということは……13から振り直し!
玻璃上八里:1dx+13>=24 どうだろう
DoubleCross : (1R10+13[10]>=24) → 5[5]+13 → 18 → 失敗
玻璃上八里:ここまでくれば財産点で行けるぜ!6点つぎ込んで開封!!
玻璃上八里:残り財産点がもう14しかない……購入大丈夫かな……
小竹木龍之介:しか…
GM:ではまずは情報について
GM:・スロウタイムの両親
情報:UGN,FH,裏社会 難易度:24
巧妙に隠しているが元FHの研究者であり、小竹木龍之介の両親による実験を参考としたある試行を続けていると噂される。
二人は誘惑者テトに仕えていたが、表向きはFHを離脱している。融ちゃんのお家に行けるようになる。
小竹木龍之介:親の風上にもおけねェ──ッ!
小竹木龍之介:では、こちらも!情報:UGNで居場所拡散!UGN幹部コネを使用します。
玻璃上八里:なっばっ悪!
小竹木龍之介:6dx+2>=12
DoubleCross : (6R10+2[10]>=12) → 10[1,1,2,7,9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功
小竹木龍之介:OKOK
玻璃上八里:流石11支部だぜ!
GM:では情報拡散項目
GM:・玻璃上八里の居場所
情報:UGN,FH,裏社会 難易度12
→ミドル3の情報収集の難易度が6に変化しました
小竹木龍之介:おお
玻璃上八里:イージー!
GM:それではこれらを元にちょっと二人で作戦会議しておいてください
GM:ノアも状況次第では顔を出しますので!
GM:─────
GM:針が4つある柱時計。琥珀の中の蚊の化石。紫壇のカウンター・テーブル。
GM:喫茶アソートの一室に戻ったあなた達は今後の方針について語り合うことにした。
小竹木龍之介:「あの子から接触してもらえると助かるんだけどね」
小竹木龍之介:ミルクコーヒーに砂糖を入れながら。
上戸ノア:「じゃあ接触したくなるように釣り上げたらどっすかね?」
玻璃上八里:「……と、いうと?」シャワーを借り、泥だらけになった私服からいつもの白スーツに着替えて来た。
小竹木龍之介:「もしかして……囮、かい?」
上戸ノア:「おっ! そうそう!」
上戸ノア:「一般人を囮にするのはちょいと行儀が悪いけどさ」
玻璃上八里:「であれば、既に最適な人材が確保されているわけだな。」(任意の弱めな光源演出)
上戸ノア:「そう、カミサマの言う通り。正規エージェントが身体張る分には通常業務かな……とね」
小竹木龍之介:「……そういえば、ちゃんと挨拶してなかったけど」
小竹木龍之介:「第八支部からの子だよね?」
玻璃上八里:「ああ、これは失礼してしまったか。改めて名乗らせていただくよ」
玻璃上八里:「玻璃上八里という。小竹木殿は名乗っていたが……そちらの方は?」マスターの方を見るぞ!
上戸ノア:「上戸ノアだ。玻璃上さんのことは聞いているぜ」
上戸ノア:「モルフェウスを利用した多芸なエージェント。どんな戦況でも味方を支える安定感の有る人だってな」
上戸ノア:「……の、割にはあのマスターエージェントに随分とご嫉心だったみたいだが?」
小竹木龍之介:「モルフェウスかあ。僕と同じだ。僕はソラリスとのクロスブリードらしいけど」
玻璃上八里:「うむ……やはり、二人とも見ていたよな?」少しバツが悪そうに頬を掻く。
小竹木龍之介:「えーと……ちょっと遠かったけど、なんとなくは」
玻璃上八里:「いやー……そうであろうなぁ」「大分見苦しい所を見せてしまった様だ」
上戸ノア:「まあ……素直に言っちゃうけどさ。UGNから裏切りを疑われるレベルってのは、ちょっとめずらしいよな」
小竹木龍之介:「えっ、そこまで…!?」
玻璃上八里:「……はぁ、やはりそうなるわなぁ。」ため息をつく。
玻璃上八里:「支部長殿に首を刎ねられても文句は言えなさそうだ」
上戸ノア:「そう、そこまでなんだよ」
玻璃上八里:「今回私を拾ったのも、その辺りの嫌疑繋がりかな?上戸殿」
上戸ノア:「まあ詳しいことはご本人の口から説明してもらうのが筋だと思うんで俺は黙るけど……」
上戸ノア:口の前で指を交差させてウインクする。
玻璃上八里:「フ。恋する乙女への理解はあるようだ。」
小竹木龍之介:「恋………か」
玻璃上八里:「まぁ、私事だよ。放置しておけば致命の物となりかねない類のね。」
小竹木龍之介:「そうだね、恋ってやつはそう簡単にどうにかなるものじゃない」
小竹木龍之介:「……一緒に戦える理由があるなら、僕は構わないよ。敵対したらその時に考える」
上戸ノア:「恋心に決着をつけるために、FHエージェントを追い回す」
上戸ノア:「人間ってのは分かんねえなあ……」
玻璃上八里:「フ。恋に関しては人間もよくわからないことばかりさ。」
小竹木龍之介:「きみのことは今必要な分だけはわかったと思う」
玻璃上八里:「うむ!そこは安心してほしい。一先ずあ奴の最低な所も再確認できたしな!」
小竹木龍之介:「……君が囮に志願するって理解でいいんだよね?あの子は出てきてくれるかな…?」
上戸ノア:「あーそですけどね。彼女が顔を流す確実性を高める為にわざと情報流すってのはどうだい?」
上戸ノア:と、そこまで言ってから慌てて付け加える。
上戸ノア:「あ、嘘をつくわけじゃあねえぜ! マダムに怒られるからな! ただこれから調査を続ければまたあいつが出てくる可能性は高いから、それを先んじて奴らに分かりやすく教えてやるのさ」
小竹木龍之介:「嘘をつくのは余程上手な人じゃないとね。僕も苦手だし……」
小竹木龍之介:「流すだけならなんとかなりそうだ」
玻璃上八里:「情報と言うと──私についてか?」
玻璃上八里:「3サイズとかは秘密にしておきたいのだが……」冗句!
小竹木龍之介:「流石にそんなことはしないよ」少し慌てる
上戸ノア:「ハハハ……そいつはまずいわな」
小竹木龍之介:「居場所を流すんだ。だよね?ノアくん」
上戸ノア:「ええ、それが良いと思いますよ」
上戸ノア:「情報を流し、なおかつ顕木夫妻についても探りを入れる」
上戸ノア:「二つの理由で彼女を釣り出して、話はそれから……が良いかなと」
小竹木龍之介:「……ああ、そうだね。その動きが伝わればあの子も動かざるを得ない……」
上戸ノア:「あの夫妻の情報自体、あの子への交渉手段になるはずですから。嘘つきは嫌われるって、まさしくアイツラのことですし」
玻璃上八里:「なるほど、居場所か。」「……顕木というと、もしや『スロウタイム』の?」
上戸ノア:「ああ、両親だ」
小竹木龍之介:「……うん」
小竹木龍之介:「ノアくんの情報によれば。……一般人じゃ、ない」
小竹木龍之介:何も知らない一般人であるならば、誘い出すためとは言え巻き込むようなことはしない。したくない。
玻璃上八里:「ということは、FH繋がりか」
上戸ノア:「俺の調査にも限界があってな。カミサマは何か知らないかい?」
玻璃上八里:「……流石に、お見通しか。上戸殿も油断ならぬ方だ。」
玻璃上八里:ひらり。と一枚の紙飛行機が窓から入ってくる。
玻璃上八里:片手で受け取り、飛行機を広げると、そこには『視界共有』の文字。
玻璃上八里:『シャワーをお借りした時に彼女の家へ飛ばしておいた。」
玻璃上八里:かさり、となにやら書かれた紙も取り出し、二人に見せる。(情報共有!)
上戸ノア:「直接家を探っていたか……流石に手が早いねぇ」
玻璃上八里:「その家で見かけた資料の写しだ。走り書きだが、目を通しておいた方が良いと思う」
上戸ノア:「小竹木さん、見覚えはありますか?」
小竹木龍之介:「………小竹木竜蔵。小竹木優子」資料の一部分を指差す
小竹木龍之介:「僕の親の名だ。間違いなさそうだね」
小竹木龍之介:「オーヴァードを育てる実験」
上戸ノア:(……一発で手がかりを引き当てるとは、持ってるねえカミサマ!)
小竹木龍之介:「彼らが目指すものについては書かれていないけど……『参考に』されてるみたいだね」
小竹木龍之介:「僕のことがさ」
玻璃上八里:「……これは触れないほうが良い話か、上戸殿?」こっそりと聞く!
上戸ノア:「……」
上戸ノア:「小竹木さん、嫌じゃなかったら、カミサマに事情を説明してやってくれますか?」
小竹木龍之介:「うん。その方がいいよね。簡単に、だけど」
玻璃上八里:「……かたじけない。気を使わせてしまったようだな」
小竹木龍之介:「気にしないで。大したことじゃないから」
小竹木龍之介:「僕は生まれつきオーヴァードなんだよね。でも、あの人たちは僕を気味悪がったりしなかったし、優しくしてくれた」
小竹木龍之介:「それだけじゃなく、僕には所謂普通とは違うことがあったんだけど…そのことも受け入れてくれた」
小竹木龍之介:「だけど、そういう風に優しくしてたのは全部嘘だった。ただの実験だったんだよ」
玻璃上八里:「……」しっかりと、聞きとどける。
小竹木龍之介:「感情の観察。特定の条件での育成」
小竹木龍之介:「……そんなところかな」
小竹木龍之介:「実験については詳しく知らないけど、とても嫌だったな」
上戸ノア:「オーヴァードの、オーヴァードとしての能力以外の部分を制御することで、思い通りにしようとしてた……こんな実験されりゃ誰でも気分が悪くなりますよ」
小竹木龍之介:「……うん」
玻璃上八里:「……確かにな。傷口に触れるような真似をしてしまい申し訳ない、小竹木殿。」
玻璃上八里:「教えてくれてありがとう。私も全力で任務に当たらせていただくよ」
上戸ノア:「じゃあまずは諸悪の根源っぽい顕木夫妻をとっ捕まえる感じでしょうかね」
上戸ノア:「速攻を仕掛けるなら、俺の権限で可能な範囲の増援チームも用意しておきます。相手が待ち受けていた場合に、後詰が居るに越したことありませんから」
小竹木龍之介:「うん。ありがとう」
小竹木龍之介:「……助けないとな。あの子を」
玻璃上八里:「……うむ!!」気まずい何かを吹き飛ばすように。
GM:─────
GM:それでは融ちゃんの方のシーン終わりに購入&ロイスお願いします! それ終わったら次は合流&ミドル戦闘だよ~!
GM:─────
GM:【ミドル3「帰巣」】
GM:登場PCは融ちゃん!
顕木融:顕木融の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:44->50)
顕木融:平均的な出目にまとまってるなあ
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:47->49)
GM:うむうむ
GM:融ちゃんは今回は最後に判定するので安心してね!
GM:─────
GM:戦闘から一夜明けて、貴方は学校の進路相談室へと呼び出されていた。
GM:珍しくもない進路指導の一環である。
GM:この時期は先生と面談してこれからのことを話すものだ。
GM:しかし……
顕木融:学校ではそれなりに勉学にも、友人付き合いにも付き合ってはいる。目立たない程度に。
先生:『やぁ、スロウタイム』
先生:そこにいるのは普段の教師ではなかった。
先生:そこには明らかに何者かに操られた貴方の担任教師の姿があった。
顕木融:表情は変えていないが、何時でも”打ち込める”ように。意識がスイッチする。
顕木融:「えっと、その名前はともかく…どなた様?」
マスターエロス:『僕だよ、僕』
顕木融:誰かに聞かれても言い訳をできる様にした、が。
マスターエロス:『昨日は大変だったね』
顕木融:「…………なに、ハロウィンだからってサプライズのつもり?まあ、いいけどさあ」
マスターエロス:その喋り方で、貴方は完全に推察できる。
マスターエロス:『部下の一人に人間を通信機代わりにできる優秀な奴が居てね」
顕木融:「ま、ね。こうしてでも直接話さないといけない、ってことなんでしょ」
マスターエロス:『そういうこと、理解が早くて助かるよ』
顕木融:通信機代わり、か。僅かにそのことを頭にメモしておく。
顕木融:「で。こうしてがっこで干渉するくらいだけど、どういう用事でどういうリクエスト?」
マスターエロス:『玻璃上八里を殺しておいてくれないかな?』
顕木融:「えーっと、あの紙使いの女の人でいいんだよね?」
顕木融:名前は聞いていないのだ。
マスターエロス:『ああ、その女。君が望むなら人材も何人か追加するからさ』
顕木融:「ま、やれっていうならやるけど。そうだなあ…」
顕木融:「まず、当然必要な居場所とかの情報支援。それと、昨日みたいに横入りを防ぐなにか」
マスターエロス:『良いだろう。横槍については僕が遊ばせていたコマを使って、適当なオーヴァード事件を起こしてやる』
マスターエロス:『UGNの皆さんのブラックな労働環境を更に黒く染めてやるさ』
顕木融:「一対一なら、手広いタイプだろうから…直接戦闘に集中できれば、まあ苦戦はしたとしても行ける」
顕木融:「ありがとね!そーいう用意がいい上司だから好きだよ!」
マスターエロス:『そして情報についてはこちらでも勿論支援するが、直接的な確認は君に頼めるかな? 端末にデータは送っているからさあ』
マスターエロス:嬉しそうにニヤニヤしている。
顕木融:「わたしが?あっちにも顔割れてると思うけど」
顕木融:「わたしが動いて釣る、って感じの作戦か何か?まあ、それがオーダーなら受けるけど」
顕木融:「情報系の技術、わたし碌なもんじゃないよ。それでもそうしろってことでいいんだよね?」
マスターエロス:『ああ、そういうことになる』
マスターエロス:『とはいえ、情報は殆ど割れているみたいだからね』
マスターエロス:『向こうが誘いをかけているのかもしれない』
顕木融:「りょーかい。まあ、わざわざわたしに接触してきたしねえ。わたしか、貴方かは分かんないけど、狙われてる可能性はあり、と」
マスターエロス:『最悪の場合、責任をとって僕が助けに行くから、あえて向こうの罠に乗って、純粋な暴力でスマートに踏み砕いてやってくれるかな?』
顕木融:「おうけい。後詰めがあるってだけでも大分違うからね!指揮官のオーダーに従いますとも」
マスターエロス:『君は実に良い部下だな。本当に助かるよ』
顕木融:こきり、と。手のひらを広げて歪め。
顕木融:「助けられたからには、そうあるべきだと思うからね」
マスターエロス:『まずもって忠実に仕事をしてくれる。FHらしくない。もう少し好きなことして良いんだからね?』
顕木融:「好きなこと、ねえ」
マスターエロス:『確かに僕は君を助けたかもしれないけどさ。僕がしたいようにしただけなんだから』
顕木融:「うーーん。これ、言っちゃっていいのか分かんないけどさ」
顕木融:「わたし、正直そういう”やりたいこと”とか、よくわかんないんだよね」
顕木融:それは、いつの間にか体内に有った遺産のせいか、それとも元々そうだったのか。
顕木融:「”怖い”ってことが分からないから、どんなこともやろうと思えば挑戦できる」
顕木融:「わたしがそうしないのは、そうしなきゃいけないという状況が無いからだ」
マスターエロス:『必要に迫られることがない、か』
顕木融:「例えば。高いところから、跳び下りる。火事のなかで火に巻かれなくちゃ死ぬ。それなら、わたしは飛び込める」
顕木融:「それで99%死ぬとしてもね」
マスターエロス:『まあ実のところ、僕も世界を変えるとか大層な野望が無ければ、君と似たようなものだったと思う』
マスターエロス:『けどまあ違うとすれば──』
マスターエロス:『僕は自分が負けるなどと、死ぬなどと思ったことは無い』
顕木融:「それはすごい。わたしなんて覚醒したときからいつ死んでもおかしくないって事ばっかだよ」
マスターエロス:『そうなのかい?』
顕木融:「わたしの能力知ってるでしょ?」
顕木融:「アレを制御できない覚醒した時、何回死んだっけな」
顕木融:「10や20は死んだと思う。気道が塞がれたり、背骨折ったり」
顕木融:顕木融の衝動ーーレネゲイドが持つ方向性は、自傷だ。
マスターエロス:『……』
顕木融:それは、制御できなければ無限に自身を傷つけていく。
顕木融:寧ろ、今でさえ暴走させていないだけで…その衝動のままに動いているとさえ言えるだろう
マスターエロス:『君は頑張った』
マスターエロス:『非常によく頑張った』
マスターエロス:『奇跡とは、頑張ったのご褒美だ』
マスターエロス:『僕が世界を変えた暁には、君にも望むままの頑張ったことへのご褒美をあげたいものだね』
顕木融:「ふふ。ありがとね。ま、その時が来たら楽しみにしてるよ」
顕木融:「と、ああそうだ。折角だし、一度聞いておきたかったんだよね」
マスターエロス:『なんだね? 今の僕は機嫌が良い。大概のことは答えるぞ』
顕木融:「貴方は世界を変える、って言うけどさ。どうしてそうしようと思ったのかとか、実際どういう風にしたいのかなあって」
顕木融:「そういう夢とか望み。その大本を聞いてなかったな、ってさ。そう思ったんだよ」
マスターエロス:『僕はね。頑張った人々や、能力のある人々、まあ要するにオーヴァードが報われる世の中にしたいんだ』
マスターエロス:『オーヴァードだから偉いとは言わない。だがオーヴァードには只の人間より多く頑張って、多くのことを為す力がある』
マスターエロス:『ならばそれ相応の待遇が有るはずだ。たとえばアメコミのヒーローみたいに仕事として成立するくらいにさ』
マスターエロス:『だからそうなれば良いなあと思っているんだよ』
顕木融:「へえ…ありがとう。本当に教えてくれるとはちょっと思ってなかったけど、報われるのはいいことだよね」
顕木融:「ま、アメコミのヒーローってすごい大変な目にいつも合ってるイメージがあるんだけどさ」ちょっと冗談めかして最後に付け足す。
マスターエロス:『まあ仕事なんて大変なもんだろ~?』
マスターエロス:『ヒーローが大変な目に遭うのは当たり前! それを越えられなきゃ死ねば良いんだからさ~!』
顕木融:「そうしてさらっと復活もできるしリランチもコミックには有るけどさあ…」苦笑。
マスターエロス:『ただまあ、彼らが日陰者として使い潰されるこの世界の現状を僕は憂いているというだけさ』
マスターエロス:『君は将来何になりたいとかはあるのかな?』
顕木融:「どうだろね」窓から遠くを見詰める。
顕木融:「ただただ、その日々をなんとか潜り抜けていくだけで精一杯だからなあ、わたし」
顕木融:「ああ、でも。ヒーローみたいに誰かを助けて、カッコよく感謝されて居場所があるのは…悪くないかも」くすりと笑う。
マスターエロス:『だろ?』
マスターエロス:というところで
マスターエロス:情報判定をしてもらいましょうか。
顕木融:はーい。
マスターエロス:情報収集項目
・玻璃上八里の居場所
情報:UGN,FH,噂話 難易度6
顕木融:FHがあるのありがてえ…。うーん、ダイスを増やすべきか固定値を取るべきか。
顕木融:うーん、ここは情報FHで、情報収集チームを使いましょう。残2回。
顕木融:2dx+3=>6
DoubleCross : (2R10+3[10]>=6) → 6[5,6]+3 → 9 → 成功
顕木融:あぶねえ…
GM:・玻璃上八里の居場所
情報:UGN,FH,噂話 難易度6
→どうやら喫茶店を拠点に顕木家の周辺を嗅ぎ回っている様子だ
→今まさに向かっているところらしい
顕木融:ヒィッ
マスターエロス:「君の端末に今の彼女の位置情報が伝わるようにしていたんだけど、どうかな?」
顕木融:「本当そういう手筈も上手いんだよねえ…っと。……うーん、本名割れてるから、まああり得るとは思ってたけど」
顕木融:「わたしの家にいまちょうど向かってるっぽいね。困った」
マスターエロス:「なるほど……思ったよりも直接的に動くね」
顕木融:さてどうしたものだろう。この二重生活を始めてから。いずれ破綻はするとは思っていたけれど。
マスターエロス:「家庭を持っている人間はUGNにもFHにも居る」
マスターエロス:「だが、それを直接的に狙う作戦はお互いあまり立てない。何故だと思う?」
マスターエロス:「狙った家族が多くの場合は何も知らない上に、そこから報復合戦が起きかねないからだ」
顕木融:「鎌倉武士がガチガチのルールで合戦してたようなもんだよね。どこまでもえげつなくなる」
マスターエロス:『それだよ、それ! いくら敵対しようがUGNもFHも同じようにオーヴァードの集団だ。自分たちの生きる場所を失ってまで殺し合いをしたいとは思えないのさ』
顕木融:「誘いかな、これ」
マスターエロス:『誘いだね。なので状況は非常に良くない。僕も今襲ってきているUGNからの刺客を片付けたら応援に向かおう。なにせリーダーがピンチなのに他の部下が誰も助けてくれない』
顕木融:「…今こうして話してて大丈夫なの?いやわたしは助かってるけど」
顕木融:実際、こうして接触してもらわなければ相手の待ち構えるところにまんまと乗せられていただろうし。
顕木融:「わたしがそっち行ってもいいけど…」
マスターエロス:『知らんのか』
マスターエロス:『マスターエロスは仲間を見捨てない』
マスターエロス:『俺に構うな先にいけ……そして親御さんを守ってやりなさい。大切な家族だろう?』
顕木融:「…まあそういうならこっちも余裕ないからそうするけど……。真面目に助けて欲しいならきちんと連絡入れてね?」
マスターエロス:『昔の熊埜御堂くんみたいなことを言うな君は』
マスターエロス:『──こほん』
マスターエロス:『それでは通信を終了する。急ぎ給え、君の大切な家族のためにもね』
先生:それだけ言うと、座っていた担任教師の身体から力が抜ける。
顕木融:「??」一瞬。わずかに表情が日の光に隠れて。
先生:「……ひとまず進学ってことで良いかな?」
先生:何事もなかったかのように、教師は貴方に問いかける。
顕木融:「はい、それで。適当に入れる中で一番いい大学目指します…っと。それとですね先生」
顕木融:スマホを掲げて。「ちょっと家のことで戻ってきてほしいってことなんで、早退させてもらいたいんですけど」
先生:「? あ、ああ……構わないが……」
顕木融:「ごめんなさい、せっかくの進路相談なのに。じゃ、すみません!急ぎなんで!」バッグを引っ掴んで、急ぎつつ礼を保って退出!
顕木融:(──愛する、)
顕木融:(家族、かあ)
顕木融:顕木融に、恐怖はない。
顕木融:それは、何でもやろうと思えば出来ると言う事だしーー
顕木融:逆に言えば。
顕木融:”やろうと思わなければ、なにもしようとしない”ということだ。
顕木融:だから。
顕木融:「ああ、あの夜の貴方は。それを知っているのかな、玻璃上さん」
顕木融:”愛する”ということについて。
顕木融:彼女は、かくあるべきというカタチを、なぞることしか出来ない。
顕木融:だから。今もーー”家族に愛された娘”として。”家族への危険を見過ごすべきではない”から。
顕木融:走る。駆ける。
顕木融:己が、なにを望むのかも分からないまま。
GM:─────
顕木融:ロイスは…そうだなあ。これに獲ろう。
顕木融:自分にないもの:夢 〇憧憬/何も想えない で。
顕木融:購入は応急を。
顕木融:2dx+2=>8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 7[2,7]+2 → 9 → 成功
顕木融:なんか良い出目出るなあ…!ゲットして以上!
小竹木龍之介:融ちゃんにロイス!
小竹木龍之介:救出対象/顕木融/庇護:○/憐憫/ロイス
小竹木龍之介:購入はボディアーマー
小竹木龍之介:4dx+1>=12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 7[4,4,7,7]+1 → 8 → 失敗
小竹木龍之介:失敗、以上!
玻璃上八里:ロイスは小竹木殿!
〈踏みにじられた者、と考えるのは侮辱だな〉小竹木龍之介:〇誠意/心配
玻璃上八里:購入は……シューターズジャケット!ブラックカード使用!
玻璃上八里:3dx+3>=13
DoubleCross : (3R10+3[10]>=13) → 6[1,6,6]+3 → 9 → 失敗
玻璃上八里:フ。4点財産点で購入!
玻璃上八里:装備して以上!
GM:─────
GM:ではネクスト
GM:【ミドル4「ダブルクロスを教えて」】
GM:全員登場! ダイスを振りな!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:49->56)
顕木融:顕木融の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:50->59)
玻璃上八里:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+10[10] → 66
玻璃上八里:浸食66!!!!!
GM:─────
GM:ではほぼ同時に辿り着いたことにしましょう
GM:何故ならにらみ合う3人が見たいからだ
GM:顕木家の前で睨み合ってくれるかな!?
顕木融:了解だぜ!
GM:そこにパパが乱入しに行くからさあ~!
玻璃上八里:やったらー!
GM:楽しいなあ~フゥ~ッ!
GM:─────
GM:到着はほぼ同時であった。
GM:マスター・エロスの情報を元に動いた顕木融。
GM:独自の調査により家へ向かうことを決めたUGNエージェントたち。
GM:彼ら三人はほぼ同時に、顕木家の前へと辿り着いた。
顕木融:「ーーやあやあそこな方々。我が家に一体何の御用でしょう?」にこやかな声。
顕木融:服装も動きやすいものに着替え。首から、どこかつるりとした質感の白いストールのようなものを付けている。
小竹木龍之介:「ごめんね、君からしたらこういうのは酷く失礼な行いなんだろうと思うんだけど」
玻璃上八里:顕木家の周囲には、すでにいくつかのカミ飛行機が旋回している。
小竹木龍之介:「……色々、事情があるんだ」
顕木融:「そーだね。無言の慣習法みたいなもんだけど、破るつもりは…一応ないと思っちゃいるよ」
顕木融:「ま、それは誰だってそうでしょ?わたしも貴方も、そこな紙のお嬢様も」
玻璃上八里:「そういう事だな、顕木殿。」
玻璃上八里:「一先ず前回お会いした時とは別件の用事だから、そこは安心してほしいね」
顕木融:「それはありがたいね!正直無礼討ちも考慮の内だったから!」
顕木融:「ふーむ。UGNエージェントが、どうしてわたしなんてヒラのよくいる程度のエージェントをわざわざこうまで手を掛けるのか、気にはなるけど」
顕木融:「逆に、わたしからすれば付き合う理由がないんだなあ。そうでしょ?」
小竹木龍之介:「……今は、そうかも知れない」
小竹木龍之介:「ただ、君はこのままだとひどく辛い思いをすることになる」
顕木融:「ふむ?」
顕木 篤人:「ぐあああああああああああああああああああああ!」
顕木融:「つまり、UGN側から仕掛けるとかそういうわけじゃあな、……!」
顕木 篤人:家の中から男性の悲鳴が響く。
小竹木龍之介:「うわっ!!」
玻璃上八里:「……!?」
顕木 篤人:すぐに家のドアが開き、血まみれの男性が現れる。
顕木 篤人:「た、たすけてくれ……!」
顕木 篤人:「融ちゃん!?」
顕木 篤人:「そいつらはなんだ!?」
玻璃上八里:(任意の決めポーズ)と共に開いた扉へ牽制用のカミ飛行機が飛び込む!
顕木 篤人:ではですね
小竹木龍之介:「………」なるほど、こう来たか。
顕木融:周囲を警戒しつつ、「昨日なんか道出会った人かな!」その飛行機を撃ち落す準備に入りーー
顕木 篤人:篤人さんはあえてカミ飛行機を喰らいます。
顕木 篤人:「ぐぅっ!?」
顕木 篤人:肩を抑えて崩れ落ちます。
顕木 篤人:「融ちゃん……逃げろ!」
玻璃上八里:「安心してほしい。ただのカミだ。」
顕木融:「……放っておけないでしょ!というか、そこで放っておくやつだと思う!?」ふわりと。白いストールが広がり始める。
顕木 篤人:「……」 その場で崩れ落ちて、玻璃上さんを睨んだまま力なく倒れますね。
小竹木龍之介:「玻璃上さん。応急手当のキットはあるかい」
顕木 篤人:「にげ、ろ……」
顕木融:すう、と。瞳孔が絞られる。
玻璃上八里:「ばっちりだ。」<折り畳み>解除でキットを取り出すぞ!
小竹木龍之介:「彼の応急手当を」
顕木融:「ーー悪いけど」バチィッ!と。
小竹木龍之介:「……このままにはしておけない。彼がなんだろうと」
顕木融:二人の前のアスファルトが砕ける。
顕木融:「動かないで」
玻璃上八里:「という訳だ。道をあけてくれ。」気にせず。歩みだす。
顕木融:「信用が出来ないし、応急手当くらいならわたしがやる」
顕木 篤人:「融、逃げるんだ……そいつらは敵だ……!」
小竹木龍之介:「なら、キットを渡すよ」
小竹木龍之介:「……敵。敵、か」
小竹木龍之介:「面白い言い回しをなさいますね」
顕木融:此方も父親に駆け寄って。「用意はしてあるから。それに仕込みがないともちょっと言えないからね」
小竹木龍之介:「危険な目に遭って、普通の人は『敵』なんて言いませんよ。…失礼なこととはわかっていますが」
顕木 篤人:荒く呼吸をしていますね。
玻璃上八里:「……ま、妥当な所か。」腕に仕込んだカミ鉄砲を握る。
顕木 篤人:「俺だって何も知らない訳じゃない……! 融を狙う連中がいることくらい、調べていたさ……!」
顕木融:じゃあ普通にさっきのシーンで購入しておいた応急手当キットで手当を進めていきます。
顕木 篤人:ではある程度落ち着きます!
顕木 篤人:融ちゃんから見たらオーヴァードの攻撃で受けた傷っぽいことがわかりますね!
顕木 篤人:あと篤人さんの身体にリザレクトが発動した形跡はありません!
顕木融:「ん。中にいるの?かーさんは?」
顕木融:ふむ。
顕木 篤人:「お母さんは……」
顕木 篤人:二人の方を見てから口をつぐむ。
小竹木龍之介:「…………」
顕木 篤人:二人を見てから黙っているというのはつまり聞かせたくないということ。
小竹木龍之介:「あなたは、全部知っている」
顕木融:「ーー……」さあて、どう動くべきだ。そう思っていたところに、言葉が聞こえる。
小竹木龍之介:その反応にも。ああ、そういう演技か。としか思わない。
顕木 篤人:普段からあなた達親子がしていたゲームの要領で、融には連想が可能だろう。
玻璃上八里:「……」小竹木さんに目線を送る。
玻璃上八里:(仕掛けるか?)
小竹木龍之介:(全て、話す)
顕木融:その視線から、ストールが独りでに動く。ーーもしも戦闘に入るなら、昨日よりも、より力を入れて対応するだろう。
小竹木龍之介:「あなたは、普通の人間、普通の父親。いや、良き父親を演じている」
小竹木龍之介:「全て知っているならば、そのように振る舞うことは可能だ」
玻璃上八里:首肯を返し。射線上に入る。
顕木 篤人:「……」
小竹木龍之介:「……そして、UGNが。『敵と思わせたい』者が来た時に、そのように振る舞うことだって可能だ」
小竹木龍之介:「わかってる」
小竹木龍之介:「わかってるんだよ」
小竹木龍之介:「僕の名前は小竹木龍之介だ」
顕木 篤人:「──ッ!」
小竹木龍之介:「小竹木竜蔵。小竹木優子。知っているだろう!!」
小竹木龍之介:その声は、怒りに震えている。
顕木 篤人:「……あんだよ」
顕木 篤人:すっくと立ち上がる。
顕木 篤人:「そこまで知られているなら、まあいくら取り繕っても逃げても無駄だわなあ」
顕木 篤人:カラカラと笑って頭を掻く。傷など、ものともしない。
小竹木龍之介:「……!」すぐに動けるように意識を集中させる。だが、攻撃はまだ、しない
顕木融:「……とーさん」その様子を見て、無表情のままで。
顕木 篤人:「悪いな融ちゃん」
顕木 篤人:「お父さん、君を騙してたんだ」
顕木融:「……………ふふ。」ああ、彼が言っていたつらいこと。それは、これか。
顕木融:「具体的に、どんな風に、何をって聞いても?」
顕木 篤人:「世間一般から見て“使えない”とされるオーヴァードでも、愛情を注いであげれば素晴らしい能力の持ち主に成長する」
玻璃上八里:カミ鉄砲を握った腕を振れるように構えながら、待つ。
顕木 篤人:「小竹木先生の研究を見て、俺と母さんはそういうことを考えたんだ」
顕木 篤人:「実子を使うべきかとも考えたが、血の繋がりによる想定外の結果が発生するのは嫌だから、養子を迎えた」
顕木 篤人:「それが君だ」
顕木 篤人:「君は俺たちの期待通りに立派な良い子に、強い子に育った」
顕木 篤人:「君は俺たち夫婦の誇りだよ」
顕木融:「ああ…なるほど。教育学で、その実験体がわたしってわけだ」微かな笑みを浮かべる。ーー学んだとおりに。”愛された娘”の、ロール/役割の通りに。
顕木 篤人:「ああ、モルモットのように扱っていることは事実だ。嘘を吐いていた訳だしな」
顕木 篤人:「──けど、結構良い父親してただろ俺?」
顕木融:「ーーうん、そうだね。実際、楽しかったよ」
顕木 篤人:「だったら少し関係性は変わるけどお父さんたちを助けてくれないかな?」
顕木融:「それに。ーーわたしも、可愛い娘役、頑張ったんだけど。どうだった?」
顕木 篤人:「最高だよ! 俺は君を高く評価している!」
顕木 篤人:「そういう訳で、次は俺たちの実験の助手をして欲しい!」
顕木 篤人:「融ちゃんにはお姉ちゃんになってほしいんだ!」
小竹木龍之介:「───ッ」
顕木融:「…今度は何方?」造られたように。その笑みは変わらない。
小竹木龍之介:「ふ、ざ、」水の塊が宙に生成される。
小竹木龍之介:「けるなああっッ!!」
小竹木龍之介:その塊が、篤人向かって叩きつけられる。だが。
玻璃上八里:「合わせるよ。」パン、と手を合わせる。
顕木 篤人:「ああ、怖いなあ。パパを助けてくれよ、“お姉ちゃん”」
顕木 篤人:そう言って融に向けて微笑む。
玻璃上八里:地に落ちたカミ飛行機が閃光を放ち、破裂する!
顕木融:「ーーああ、まったく。”貸された分くらいは返すよ”」
顕木融:ストールが歪む。
顕木融:腕が歪む。
顕木融:それは、螺旋を描く白い帯。
顕木融:ぎゃり、と。
顕木融:中空に浮いた水と、光を。”捩じり切る”。
顕木融:ぱんぱん、と。ジーンズに着いた埃を払う。
小竹木龍之介:「………」
顕木 篤人:「頼りになるぜ! お姉ちゃん!」
玻璃上八里:「……ふーむ。」二度目の相殺。ともすれば、こちらが押し負けたか。
顕木融:「ーー納得したよ。わたしは、どうみたっておかしいし不良品だったのに」
小竹木龍之介:「そう。それが君の答えか」
顕木融:「”どうして、愛されていたのか”。ーーああ、報酬を目指していたのなら」
顕木融:「理解が出来る。こんな、人間なのに、人間として欠けているわたしでも」
顕木融:微笑みは変わらない。
顕木融:「ねえ、とーさん」
顕木 篤人:「お、どうした~?」
顕木融:「ーーわたし、貴方達の事をね」
顕木融:「”愛してあげたかった”。それだけは、本当だよ」
顕木 篤人:「……は?」
顕木融:「ーー分かってるでしょう?わたしが、”恐怖がない”のなら。どうして、愛することなんてできると思うの?」
顕木融:微笑みだけは、ずっとずっと変わらない。
顕木融:覚醒してからも。その前からも。
顕木 篤人:「愛してみたいと思ったんだろ?」
顕木融:こうして、表情と振舞いを”模倣”することは。誰よりも長く続けていたから。
顕木 篤人:「だったら、それだけで俺と母さんはお腹一杯さ」
顕木 篤人:「次の弟ちゃんか妹ちゃんの時はもうちょっとスムーズに行くんじゃないかな?」
顕木 篤人:模倣が上手なのは、親子らしさかもしれない。そう思って微笑む。
顕木融:「そう。それはよかった」笑みが深くなる、
顕木融:「ああ、でもね。それはダメだよ」
顕木 篤人:「ああ、そう?」
顕木融:「わたしはいいさ。わたしは、壊れてるし気にもならない」
顕木融:「でも、他の子は。その能力さえなにも当てにならないのに…放っておいちゃあいけないでしょう?」
顕木融:ストールが、再度歪む。
顕木融:今日話した、上司の話を思い出す。
顕木融:”オーヴァードは、報われるべきなんだ”と。彼は言っていた。
顕木融:ああ、そうだ。そうだとも。
顕木融:「どんな人でもね。誰だって、必死に生きているならーーわたしは。報われてもいいって思うんだよね」
顕木 篤人:なめらかな動きで拳銃を取り出し、突きつける。
顕木 篤人:「ばきゅ~んっ!」
顕木 篤人:ノイマンシンドロームを用いた正確な《抜き打ち》、《ゼロ距離射撃》
顕木 篤人:それが融の頭部へと飛来する。
顕木 篤人:「ついてこられないなら処分しなきゃいけないんだ。実験動物を野放しにするのは無責任だからな」
顕木融:腕を盾にする。もう片方の腕は、既に歪みカウンターの用意が済んでいるーー
顕木融:「それはよかった。ーーわたしも、気に入らないやつは。ぶん殴ってぶっ飛ばす経験だけは有るんだよね」
玻璃上八里:──抜かれた手にはカミ鉄砲が既に挟まっている。両こぶしに3つずつ。
小竹木龍之介:その、攻撃の間に。
小竹木龍之介:既に、毒の水を篤人の口元に生成する。
小竹木龍之介:触れただけで、急激に力を奪う毒だ。
玻璃上八里:勢いよく振り下ろし!拳銃を握る腕をめがけて6条のレーザービームが迫る!!
顕木融:そうして。腕が、螺旋状に歪みーー元に戻る。その勢いで、骨の弾丸が音を超えて飛来する。
顕木 篤人:毒の水により力を奪われ、レーザービームに腕を焼かれる。
顕木 篤人:音速を突破する骨の弾丸が胸を貫くが、男の身体は砕けない。
顕木 篤人:「おいおいおい……思ったよりも強かったな」
顕木 篤人:それからUGNの二人を見て、忌々しげにつぶやく。
顕木 篤人:「それに多勢に無勢か」
顕木 篤人:(母さんとの合流地点まで一旦退いて、それからだな)
顕木 篤人:(今はこいつらのほうが強い)
顕木 篤人:「実験の邪魔ってのは……気に入らねえな」
顕木融:「したいことをする。それがFHでしょ?…それとも、お礼を言った方がよかったかい、”おとーさん”?」笑顔はずっと変わらない。次弾の装填と加速も、既に準備が始まっている。
小竹木龍之介:「お互い様だよ。僕は実験ってやつが気に入らない」
顕木 篤人:舌打ちをして、一歩後ろに下がる。
玻璃上八里:「そして私は、誰かを踏みにじる行為が大嫌いだ」
顕木 篤人:「覚えていろよ、俺も君たちのことが嫌いになったよ」
顕木 篤人:《瞬間退場》
GM:篤人の周囲の空間が歪み、彼の姿は一瞬で消える。
GM:そしてそれとほとんど入れ替わるように──
マスターエロス:「大丈夫かいスロウタイム!」
マスターエロス:「おのれUGNども! 僕の大切な部下を傷つけるとは許せん!!!!!!!!!!1」
顕木融:「うーんわたしは大丈夫だけどちょっとややこしい状況かなー!話聞くつもりもなさそうだし!!」
マスターエロス:神速の疾風と共に、この男が現れる。
玻璃上八里:「!」ぺかーっと、みるみる笑みが深まる。
マスターエロス:「さあおいで融ちゃん! お父さんとお母さんは僕が保護しておいたから!」
小竹木龍之介:「あー……」
小竹木龍之介:額に手を置く。
マスターエロス:「あとはこいつらを盛大に血祭りに挙げてやろうじゃないか!!!!!!!!!!」
顕木融:「うーんごめん!ちょっとあの二人めっちゃ気に入らないからぶっ飛ばすつもりなんだよね今!!」
マスターエロス:「ん?」
玻璃上八里:「……く、くっくっくっく。」
マスターエロス:(ちょっと待て、あいつら、打ち合わせと違う動きしてないか……)
マスターエロス:気づくものは気づいただろう。
顕木融:「わたしはいいけどさ。流石にわたしも使って、頑張っても報われないオーヴァードの小さい子をどうこうするって言うのはね?」
マスターエロス:お父さんとお母さんは保護しておいた。
玻璃上八里:「ははは……あっははははは!!!」
顕木融:「”ヒーロー”らしくないでしょ?」冗談のように。
玻璃上八里:「よりによっていまそう言ってしまうか、石刀自由!!!!」
小竹木龍之介:「そっか、まあそれは把握してるよね。マスターエージェントっていうし」
マスターエロス:融の信用を損なわないように今の台詞を言うには、事前にあの夫妻と打ち合わせをしていなければ難しい。
マスターエロス:「あ、あ、あ……!?」
小竹木龍之介:「彼らのこと、実験のこと、当然知ってたわけだよね」
顕木融:「うん。実際、わたしは貴方のこと、そう嫌いじゃあないんだよね。上司として仕事するし、有能だし」
マスターエロス:「あいつらあああああああ! 打ち合わせと違うじゃん! 大学の先輩だし、昔は僕が部下やってたから信じてたのに!」
玻璃上八里:「これは傑作だ!ははははは……!!」腹を抱えて笑う。笑う。
マスターエロス:ひとしきり絶叫した後、融の方を見る。
玻璃上八里:嗤う。
マスターエロス:「……気に入ってくれたのは嬉しいよ。スロウタイム。ならば、僕と来るかい? 僕は君をモルモットではなく、仲間として扱う」
マスターエロス:「それも気に入らないなら、ここで僕と殺し合うとしよう。だって楽しいからね」
小竹木龍之介:「まあ、うん。よくわかったよ」肩を竦めて。
小竹木龍之介:「……顕木さん」
顕木融:「アイツらと一緒にいることになるのは御免なんだよね。それにさ」
マスターエロス:満身創痍のその姿、融に伝えたとおり、刺客に単身で応対していたことに嘘はない。
顕木融:「おっとなんでしょう眼鏡が素敵なおにーさん」
玻璃上八里:「……ふぅ。」頬をムニムニして復帰!
小竹木龍之介:「……君に任せるよ。君のしたいようにするんだ」
顕木融:「……ありがとう」
顕木融:「うん。それにね、マスター・エロス」
マスターエロス:「……なんだ?」
顕木融:「わたしは、わたしがしたいことを見つけたよ」
マスターエロス:「ほう!」
顕木融:「そう。苦しんでいる誰かを助けて、」
顕木融:「誰かの支えになって、」
顕木融:「そうして。──誰かの、心の中に居場所を見つける…”ヒーロー”ってやつ!」
マスターエロス:「ヒーローポイント百万点!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マスターエロス:「今日は最悪の一日だと思っていたが!」
マスターエロス:「可愛い部下の門出の日になるとはねえ!」
マスターエロス:「適当に逃げ出そうと思っていたが、やめだ!」
マスターエロス:「祝儀に死と絶望をくれてやろう!」
顕木融:「あっはっは、だから貴方皆から人気ないんじゃないかなあ!そこらへん治しなよ!」こっちも笑いながら。
玻璃上八里:「はっははは!おまけに一日の終わりには愛する者同士の逢瀬だからなぁ!」
小竹木龍之介:「うん。決まりだ」
小竹木龍之介:「僕たちは君の力になるよ、顕木さん」
玻璃上八里:「私の気分も一気に上向いてしまったぞぅ!石刀自由ぅ!!!!!!!」
小竹木龍之介:「だから、先ずはここを切り抜けよう」
顕木融:「了解!じゃあ、まずはちょっとやってみよう!」笑顔で。
玻璃上八里:「顕木殿!どうか私にも君の門出を祝福させてほしい!!」
玻璃上八里:「━━ヒーローの初勝利と言う祝福をなァ!!!!!」
マスターエロス:─────
玻璃上八里:(任意のカッコいい決めポーズとド派手な光源演出)とともに、更なるカミ飛行機たちが上着から飛び立つ!
マスターエロス:─────
マスターエロス:tips→今回のミドル戦闘のボスは侵蝕値増加攻撃を使うぞ
マスターエロス:tips→比較的低めの達成値をデバフで下げて、判定を失敗させなければ即座にジャーム化確定だ!
マスターエロス:─────
マスターエロス:それではミドル戦闘を始めます。
マスターエロス:立ち位置は
PC-10m-マスター・エロス
顕木融:いつもの!
マスターエロス:行動値は
小竹木→23
マスターエロス→16(先手必勝の効果により増加中)
玻璃上八里→11
顕木融→7
となっております
顕木融:速いな皆!?
小竹木龍之介:シュババ
玻璃上八里:フハハーッ!これでも2下がっているぞ!!!
マスターエロス:それではセットアップ!
小竹木龍之介:なし!
玻璃上八里:ないぜ!
マスターエロス:マスター・エロスは《レネゲイドキラー》Lv1を宣言
他にどなたかありますか
顕木融:セットアップなしです
マスターエロス:では皆さん、エフェクト使う度に1点ダメージを受けてください。
マスターエロス:たった1点、優しいですね。
小竹木龍之介:優しくあってくれ
顕木融:つらい
マスターエロス:それではネクスト! イニシアチブ!
玻璃上八里:ないぜ!!!
顕木融:なし!
マスターエロス:マスターエロスは《加速する刻》を宣言しますが
マスターエロス:どなたかありますか! ないですね!
小竹木龍之介:割り込めるものなし!
マスターエロス:やった~~~~~~~~~~!
マスターエロス:「今日は生憎UGNの刺客どもに使っちゃったから《神の御言葉》と賢者の石の使用回数がゼロでねえ!」
マスターエロス:マイナーは特になし
マスターエロス:メジャーでコンボ:アンチヒーロー(エクスプロージョン+ツインバースト+増加の触媒+振動球+ヨモツヘグリ+タブレット+多重生成)を宣言します
マスターエロス:対象はPC三名です
マスターエロス:ドッジは不可なのでガードしたまえ
小竹木龍之介:ガードです。
顕木融:つ、つらっ!!素手ガード!
小竹木龍之介:「?」意味不明な言葉に首を傾げる。
玻璃上八里:ガード!装甲3!
マスターエロス:それでは判定行きます
マスターエロス:2dx+4 RC
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 4[1,4]+4 → 8
マスターエロス:命中! ダメージを算出します!
小竹木龍之介:これに当たるのは悔しいが…しかたがない
顕木融:ツインバーストのやつめ
玻璃上八里:おのれツインバースト
マスターエロス:33+1d10 装甲無視
DoubleCross : (33+1D10) → 33+3[3] → 36
マスターエロス:皆さんに装甲無視36点ダメージと、ヨモツヘグリの効果による蘇生がプレゼントされます
顕木融:グエーッ
マスターエロス:HP0になった人はHP1で蘇生してください
小竹木龍之介:蘇生させてくるのか…うええ
小竹木龍之介:小竹木龍之介のHPを-22した(HP:23->1)
顕木融:死ぬので蘇生…ですねえ…
マスターエロス:そして……侵食率を2d10あげてください
顕木融:顕木融のHPを-25した(HP:26->1)
玻璃上八里:死!
顕木融:顕木融の侵蝕率を+11(2d10->1,10)した(侵蝕率:59->70)
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+11(2d10->7,4)した(侵蝕率:56->67)
玻璃上八里:66+2d10
DoubleCross : (66+2D10) → 66+12[6,6] → 78
玻璃上八里:侵蝕78……!
マスターエロス:では演出行きます
マスターエロス:「僕はね! ヒーローってやつが大好きなんだ!」
マスターエロス:「でも、ヒーローを気取る偽物は大嫌いでさ!」
マスターエロス:両手を広げると同時に、三人の立つ場所の大気を一瞬で猛毒に置換する。
小竹木龍之介:「………」無言。その毒をそのまま受ける。
マスターエロス:それはレネゲイドを過剰活性させ、肉体の再生を促す毒。
マスターエロス:同時に襲うのは、化学薬品を合成させた結果生じる爆発による物理衝撃。
顕木融:ーー一度は戦闘をしたこともあるし、彼の戦闘を見たこともある。回避も不能なのは、よく知っている。
マスターエロス:肉体の損壊と再生を絶え間なく繰り返すことで、レネゲイドを過剰活性させ、敵対者の侵蝕を蝕む魔技。
玻璃上八里:すう、と息を吸い。吐き出されるのは鮮やかな血。
マスターエロス:「これをやるとUGNのヒーロー気取りが良い声で泣くんだよ!」
顕木融:「はっっきりいうけど…!ほんと、こういう陰湿な奴ばっかよく思いつくしやるよね…!」身体から、白い骨の質感の帯が毀れだす。
マスターエロス:大気調節による完璧な消音と同時に繰り出される音を伴わない静かなる爆発が、三人の肉体を陰湿にいじめ抜く。
マスターエロス:「我こそは陰湿上等アンチヒーロー! 君たちは頼むからそういう泣き言を言わないでくれよなあ~~~~~~~~~!」
小竹木龍之介:溜まった血を吐き出す。肉体の再生のおかげで、立っていられる。
顕木融:「そう言うとこだぞ本当」
玻璃上八里:「全くだ。そんなありさまだから誰も貴様に向き合おうとしないのだぞ?」
小竹木龍之介:「………うるさい奴だな」静かに、低く呟く。
玻璃上八里:こぼれおちる血にカミを差し込み。気道を確保する。
マスターエロス:「君だって僕を殺そうとするじゃないか! どうせ一緒だ! 他のやつと何も変わらない!」
マスターエロス:「愛するってならヨチヨチって頭なでてくれなきゃやだねぇえ~!」
玻璃上八里:「…………うむ。」
玻璃上八里:「どうも、私の判断は間違って無さそうだな。」
マスターエロス:小竹木さんどうぞ!
小竹木龍之介:はい!
小竹木龍之介:マイナーでエンゲージ切ります。5m後方。
小竹木龍之介:《コンセントレイト:ソラリス》+《痛みの水》+《罪人の枷》でエロスに攻撃。
玻璃上八里:ダンシングライトはいらんかね!
マスターエロス:ダンシングライトもオッケーです! 判定どうぞ!
小竹木龍之介:融ちゃんはなくてだいじょうぶですか!
玻璃上八里:ではLV2なのでダイス3個追加!
マスターエロス:あとで小竹木さんとカミはダメージ受けておいてください
顕木融:固定値有るので!
小竹木龍之介:OK!
マスターエロス:レネゲイドキラーの1点をなあ~~~~~~~~~!
玻璃上八里:侵蝕78→81
小竹木龍之介:では、いただきます。
玻璃上八里:グエーッメインプロセス後リザ!
小竹木龍之介:メインプロセス後にリザレクトします。
小竹木龍之介:15dx7+1
DoubleCross : (15R10+1[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,5,5,5,6,6,9,9,10,10]+10[1,5,9,10]+2[2,2]+1 → 23
小竹木龍之介:うっ。回らない。
マスターエロス:エロスの回避ですがこいつは満身創痍です
マスターエロス:なので《命の盾》《リフレックス》でもイヴェイジョン20なのです
小竹木龍之介:こ、こわっ!
マスターエロス:クライマックスボスだと30くらいの元気があったが、今は弱っている
マスターエロス:という訳でダメージどうぞ!
玻璃上八里:セフセフ
小竹木龍之介:はーい!
小竹木龍之介:3d10+1
DoubleCross : (3D10+1) → 16[5,4,7]+1 → 17
小竹木龍之介:そして
小竹木龍之介:放心、とすべての達成値-20を受けな!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:67->74)
マスターエロス:ぐぎゃあ~~~~~~~~~~~!
玻璃上八里:ウィーピピー!!!
顕木融:ひぃいめっちゃ強い!!
小竹木龍之介:小竹木龍之介のHPを+7した(HP:1->8)
小竹木龍之介:小竹木龍之介のHPを-1した(HP:8->7)
玻璃上八里:1d10 リザ分!
DoubleCross : (1D10) → 7
マスターエロス:装甲は特に無いので演出どうぞ!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7した(侵蝕率:74->81)
玻璃上八里:侵蝕81→88
HP7
小竹木龍之介:演出!
小竹木龍之介:「ヒーロー気取りって言うけどさ」
小竹木龍之介:水が一滴。
小竹木龍之介:「結局それはお前の主観だろ」
小竹木龍之介:水が二滴。
マスターエロス:「それ以外に何がある!」
小竹木龍之介:「……勝手に偏見押し付けられて」
小竹木龍之介:水が、三、四、五、六
小竹木龍之介:「それで勝手に嫌いだって?」
小竹木龍之介:「ふざけるなよ」
マスターエロス:「許されるんだよ! 力が有ればねぇ~~~~っ!」
小竹木龍之介:水が───
玻璃上八里:「……」無言のまま。指をはじく。
玻璃上八里:極光のライトアップが、ヒーロー気取りを照らし出していく。
玻璃上八里:周囲に滴る水たちを覆い隠すように。光は眩さを増していく。
小竹木龍之介:きらきらと、そしてやがて見えなくなって
小竹木龍之介:マスターエージェントの目に。耳に。鼻に。口に、降り注ぐ。
小竹木龍之介:「僕は許さない」
マスターエロス:「ガッ、グッ……!」
小竹木龍之介:「なら、許されるなんてのは欺瞞でしかない」
小竹木龍之介:「…動くなよ。動けないと思うけどさ」
マスターエロス:「この世界に欺瞞でないものなんてあるものかよ……」
マスターエロス:イニシアチブ! 何もなければマスターエロスに手番が移ります!
玻璃上八里:なし!!!!!!!
顕木融:イニシアティブに動けないです…!
マスターエロス:ではマスターエロスの手番!
小竹木龍之介:どうぞ!
マスターエロス:マイナーでライトスピード
マスターエロス:メインプロセスでメジャーを2回やります
マスターエロス:「何もかもが偽りなのならば、己の為したものを力で世界に叩きつける」
マスターエロス:「その先にある、俺にとっての本物をさあ!」
マスターエロス:「見てみたいよなあああああああああ! 君たちの本物を欺瞞と踏みにじってさああああああああ!」
マスターエロス:口を塞がれたまま、ハヌマーンの《空の楽器》を応用して叫ぶ。
マスターエロス:メジャーでコンボ:アンチヒーロー(エクスプロージョン+ツインバースト+増加の触媒+振動球+ヨモツヘグリ+タブレット+多重生成)
マスターエロス:放心と達成値-20により自動的に失敗します
小竹木龍之介:放心でダイスは?2!
マスターエロス:二度目のメジャーアクション
玻璃上八里:ガードするまでもねぇなぁ!!!!!
小竹木龍之介:うん…
顕木融:ペナルティが凄まじい…w
マスターエロス:メジャーでコンボ:フィストオブウインドマスター(アドレナリン+タブレット+多重生成+電光石火+吠えたける爪+マシラ+大裁断+コンセ)
マスターエロス:ダイスは……
マスターエロス:うわっ、えぐいなデバフ
マスターエロス:修正:アドレナリン+タブレット+多重生成+電光石火+吠えたける爪+マシラ+大裁断+コンセ+オーバードーズ
マスターエロス:7dx7+4 白兵 対象は例によってタブレット多重生成なのでみんなです
DoubleCross : (7R10+4[7]) → 10[2,6,6,6,6,7,10]+10[1,7]+5[5]+4 → 29
マスターエロス:達成値9です
マスターエロス:9?
マスターエロス:マジ?
マスターエロス:小竹木さん鬼か?
小竹木龍之介:9。
玻璃上八里:ワンチャン回避できそう
顕木融:マジで??
顕木融:ドッジ狙います
小竹木龍之介:えーとがんばります。ドッジ。
小竹木龍之介:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[2,8,10]+5[5] → 15 → 成功
玻璃上八里:ドッジ!装備ダイス補正込み!
小竹木龍之介:やった!
顕木融:5dx+1=>9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 5[2,3,4,5,5]+1 → 6 → 失敗
顕木融:グエーッ
玻璃上八里:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 6[1,6] → 6 → 失敗
小竹木龍之介:二人ともーーーっっ
玻璃上八里:ここでSロイス切れば全員回避できるな……
顕木融:あーっ色ロイスがあったわ
小竹木龍之介:む、むりしないで?!
顕木融:まあ仕方ない!ダメージどうぞ!
マスターエロス:ダメージ行くぜ!
マスターエロス:50+12+1+1d10 装甲無視
DoubleCross : (50+12+1+1D10) → 50+12+1+5[5] → 68
マスターエロス:死ぬが良い
顕木融:死ぬわボケ!!wリザレクト!
玻璃上八里:死!テテーン!
顕木融:顕木融の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:70->71)
玻璃上八里:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10
顕木融:で、これレネゲイドキラーでまた死ぬから
顕木融:顕木融の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:71->79)
マスターエロス:いえ~い!
顕木融:で、7だね。
玻璃上八里:侵蝕88→98
HP10
顕木融:顕木融のHPを+6した(HP:1->7)
マスターエロス:じゃあ演出~!
小竹木龍之介:さっきリザレクトの分キラー受けてなかった
小竹木龍之介:小竹木龍之介のHPを-1した(HP:7->6)
小竹木龍之介:はーい!
玻璃上八里:はーい!
マスターエロス:(神経を高速化させて手数で押し切ろうと思ったが、先程からまとわりつくこの水のせいでまるで動けない)
マスターエロス:(特にレネゲイドコントロールが良くない、最悪だ)
マスターエロス:一瞬だけ瞳を閉じて、思い出す。
マスターエロス:FH養成所の記憶。
マスターエロス:担当教官だった先代ウインドマスターの言葉を、呟く。
マスターエロス:「能力に、かまけた奴から、死んでいく」
マスターエロス:体内のレネゲイドコントロールに全力を注ぐ。
マスターエロス:神経伝達物質を調整し、大気操作により身体機能を補助、しかる後に基礎的な格闘術をベースに戦術を切り替える。
マスターエロス:刹那、マスターエロスの姿が消える。
マスターエロス:遅れて、大気中から破裂音が響く。
マスターエロス:拳打、肘鉄、蹴撃、ハヌマーンとソラリスが持つ身体能力を生かした白兵攻撃が三人へと襲いかかる。
顕木融:顔を顰める。肉体が解けた帯を結び直し、再生させる。(本当に、何でもできるんだな…!)
玻璃上八里:腕をクロスさせ、視界の起点となる眼球を保護する。
小竹木龍之介:その攻撃は届かない。回避能力に長けているわけではないが、相手の動きが鈍っていたおかげでうまくいった。
顕木融:「ふ、ふふ」ぎちりと結び直す動きに、毒が反応して締め過ぎる。再度解いて結び直す。
マスターエロス:「この世界には欺瞞しか無いと言ったがアレは嘘だ。努力は人を裏切らん」
マスターエロス:血を吐きながら、構え直す。
小竹木龍之介:「大丈夫かい二人とも!」
玻璃上八里:足は後回しでいい。放つべき腕に再生力を集中させる。
マスターエロス:1d10 反動ダメージ
DoubleCross : (1D10) → 4
顕木融:「へーき、へーき。まだまだこれから…!」にいっと、笑う。
玻璃上八里:「……いいねぇ。男前になってきたじゃないか。」
小竹木龍之介:「……八里ちゃん!」
小竹木龍之介:反撃を。
マスターエロス:という訳でこちらの手番は終わりです! あとはお二人が順番にどうぞ!
玻璃上八里:はーい!どちらから行きやしょ
顕木融:行動値的に玻璃上さんからかな!
玻璃上八里:ではありがたく
玻璃上八里:オートでボルトライフル装備!マイナーで効果使用!!命中固定値+5!!!
玻璃上八里:メジャー!コンセ3カスタマ3の省レネコンボ!
玻璃上八里:死んでくれよ石刀自由ゥ!!!
玻璃上八里:12dx7+9 これでいいはず!
DoubleCross : (12R10+9[7]) → 10[1,3,3,4,5,5,5,6,9,9,10,10]+10[2,3,6,9]+1[1]+9 → 30
マスターエロス:来い! イヴェイジョン20だがデバフの効果で自動命中だぞ!
マスターエロス:ダメージを出すが良い!
玻璃上八里:4d10+8 装甲もろもろ有効!
DoubleCross : (4D10+8) → 16[4,1,6,5]+8 → 24
マスターエロス:現在累積ダメージが45です
マスターエロス:そろそろやばい!
玻璃上八里:侵蝕98→102
HP7→6
マスターエロス:演出どうぞ!
玻璃上八里:「……本格的にボロボロになっている君を見るのは、これが初めてかもしれないな。」
玻璃上八里:殴られた衝撃で広がった銀の折り紙たちが独りでに折られ始め──
玻璃上八里:カミ飛行機に組みあがっていく。
マスターエロス:「見苦しいところを見せたね……幻滅してくれたかな?」
玻璃上八里:「いいや。やっぱり私の選択は間違っていなかったよ。石刀自由。」ニコリ、と笑みを浮かべる。
玻璃上八里:「普段の君は最低最悪極まりないゴミクズが服を纏っているような人間だが──」
マスターエロス:(──ひどい!)
玻璃上八里:「こうして逆境においてもなお光を失わない君は。私が好きであこがれていた姿その物なんだ。」
マスターエロス:(……思ったより分かってるなこいつ)
玻璃上八里:「この恋は、正直交通事故みたいなものだと思うよ」「ここに関してだけは本当に申し訳ないと思う。」
玻璃上八里:「だからな。」組みあがった紙飛行機がエロスに襲い掛かり。
玻璃上八里:「君が最低最悪の人間『ですら』なくなる前に、私は君の道のりを終わらせてあげたいんだ」
マスターエロス:「ふっ、ざっ、けるなああああああああああ!」
マスターエロス:紙飛行機の群れが、彼を包む。
玻璃上八里:彼の体を閃光と爆熱が焼き払うだろう。
玻璃上八里:──あるいは。わかる人は分かるかもしれない。
マスターエロス:閃光と爆熱の中で、彼は膝をつく。だというのにその瞳から闘志は消えない。
玻璃上八里:彼女のマスターエロスに対する在り方は。相対する彼と鏡写しになっていくことを。
マスターエロス:ではネクスト!
顕木融:はいなー!
マスターエロス:いけ! 引導を渡せ融ちゃん!
顕木融:マイナーでコンボ:カラコールの手。≪骨の銃≫≪死招きの爪≫で武器作成!
顕木融:攻撃力+37の射程20m射撃武器作成します。
顕木融:コンボ:エル・シドの帰還:≪コンセントレイト:エグザイル≫≪オールレンジ≫で、エロスに攻撃!
顕木融:9dx7+8
DoubleCross : (9R10+8[7]) → 10[3,4,4,5,7,7,8,9,10]+10[1,2,5,7,10]+10[2,9]+10[10]+10[10]+10[7]+6[6]+8 → 74
顕木融:わあ。
マスターエロス:当たるよ! ダメージどうぞ!
顕木融:気合入ってるなーw
顕木融:8d10+3d10+37 装甲有効!
DoubleCross : (8D10+3D10+37) → 56[4,10,10,9,2,3,8,10]+21[8,9,4]+37 → 114
顕木融:フフッなんだこの出目。
マスターエロス:一撃でもっていきやがった
顕木融:114点装甲有効です。
マスターエロス:こんなん一発で落ちるわ
顕木融:ミドルで出ていい火力じゃねーよこんなん。
マスターエロス:こちとらUGNエージェントぶっ飛ばしてきた帰り道ぞ
顕木融:顕木融の侵蝕率を+6した(侵蝕率:79->85)
顕木融:顕木融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:85->89)
玻璃上八里:決着ゥウウウ???ッ
顕木融:で、レネゲイドキラーでダメージ4点。
マスターエロス:エロスの土手っ腹ぶち抜いて一番良い悲鳴あげさせた大会優勝だよ、君が
顕木融:顕木融のHPを-4した(HP:7->3)
顕木融:はいでは演出!
マスターエロス:ダメージ1点だよ!
顕木融:エフェクト4つ使ってる!
顕木融:ではいくよー。
マスターエロス:あっ、やべっ!
マスターエロス:そうだね! ではよろしく!
顕木融:玻璃上八里と、マスター・エロスの様子を見る。──彼らについて、顕木融はろくに知らない。
顕木融:ああ、でも。
顕木融:「ーーそっくりだよ、貴方達。本当にさ、ちょっときっちり話し合ったりした方がいいと思うんだよね」
顕木融:「難しいかもだけど」
顕木融:その言葉と共に、白い、骨の質感を持った帯が。腕より華が開くように。ストールに偽装していた、その帯も混ざり合う。
顕木融:顕木融の能力は、酷くシンプルなものだ。
顕木融:自身の身体を、その内側に向かい。螺旋状に捩じり続ける能力。
顕木融:本質的に。概念も何もなく、自分にだけ働く物理力。ーー自分自身を傷付け続ける能力。
顕木融:首を絞め。骨を折り。神経を捻る。そうして死んだ回数は、もう忘れるくらいだ。
顕木融:それでも、そのことに彼女は辛いと思ったことがない。
顕木融:ーーそう思う機能は、最初からない。
顕木融:ーーぎり。螺旋状に動くまま、肉と骨が解けて。そこに、肉体操作で造り上げた弾丸を番え。
顕木融:螺旋の動きを元のバランスに戻せば、ほら。
顕木融:空気が爆ぜる。
マスターエロス:──回避できない。
マスターエロス:理解した。
マスターエロス:そして歓喜した。
マスターエロス:けど、すぐに悲嘆した。
マスターエロス:「君も、居なくなるのだね」
マスターエロス:「ああ、珍しく、本当に珍しく寂しいよ」
顕木融:「ごめんね、あんなに世話になったのに」
顕木融:「ああ、でも。わたしもーーあなたのコト、結構好きかもしれないね。だって、」
顕木融:「意外に、ちょっと寂しい気がするの」
マスターエロス:「それは──」
マスターエロス:目の前に迫る弾丸を受け止めようともせず、上半身を吹き飛ばされる。
顕木融:殺し合いながら。傷付いて傷つけあってーーそれでも。いや、だからこそかもしれないが。
マスターエロス:あとに続く言葉は無い。
顕木融:「さよなら。ーーあなたと過ごした時は、結構楽しかった」
マスターエロス:そして腰に巻き付いた賢者の石が中へと浮かび上がり、輝きを放つ。
顕木融:こんなに、素直に気持ちを言葉に出来る。
マスターエロス:(顕木融。敵対したにもかかわらずかつての上司へのお礼が言える礼儀正しさ、確かに貫く自らの正義と願い、悲惨な境遇に負けない心。ヒーローポイント1000万点だ)
マスターエロス:《瞬間退場》
GM:次の瞬間には、マスターエージェントは跡形もなく消えて去る。
GM:という訳でミドル戦闘終了です!
GM:皆さんの勝利だ! おめでとう!
顕木融:やったー!
小竹木龍之介:よし!
玻璃上八里:イエーイ!!!(クリスタライズ解禁)
GM:このあとミドル一つ挟んでクライマックスなので
GM:安心してね!
GM:帰れるようにEロイスは多めに用意しておくよ!
玻璃上八里:次は休むぜ!!!!!!!
顕木融:わあい。
GM:ミドル後に話したいことあるかな!
GM:特に無ければ次のシーンで合流してお互いの状況整理しつつ、夫妻の居場所を探そう!
顕木融:ああ、ミドルシーンで。小竹木さんの名前とか聞いて、UGNってどんなところ?って聞きたい賀茂です
玻璃上八里:自分は特になし!対応ろーるがあれば!
GM:オッケーじゃあここは一旦切ろう!
GM:─────
GM:それではこちらのタブで購入ロイスどうぞ!
顕木融:はーい。小竹木さんの…名前聴いたけどそう話せてないな!!w
玻璃上八里:はーい!ロイス感情変更!
小竹木龍之介:ロイスは保留。
顕木融:ロイスは保留しておきますー。購入は応急!皆必要でしょこれ。
小竹木龍之介:購入!応急手当!
顕木融:4dx+2=>8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 9[3,4,7,9]+2 → 11 → 成功
小竹木龍之介:6dx+1>=8
DoubleCross : (6R10+1[10]>=8) → 8[1,3,4,5,6,8]+1 → 9 → 成功
顕木融:よっし。今二つある。
小竹木龍之介:使っておきましょう。
顕木融:お二人は大丈夫かな…?
小竹木龍之介:小竹木龍之介のHPを+5(2d10->2,3)した(HP:6->11)
玻璃上八里:〈優しい子だよ。やっぱり〉顕木融:〇庇護/心配 に感情変更!
顕木融:一個自分で使おう。
顕木融:顕木融のHPを+6(2d10->2,4)した(HP:3->9)
顕木融:急に出目が腐った!!w
小竹木龍之介:融ちゃん優先で!
玻璃上八里:購入は……手術キット!
顕木融:カミさまも足りないならボデアマと一緒に渡しますが…
玻璃上八里:自分は一個あるし、砂塵反動分あれば大丈夫!
顕木融:了解!では自分に使おう!
顕木融:顕木融のHPを+9(2d10->2,7)した(HP:9->18)
顕木融:ここまで!以上!
玻璃上八里:やっぱ武器買うか!ヘヴィマシンガン!
GM:購入終わったら今日はここまで!
GM:体調のこともあるのでみんなもぐっすりするんだよ!
玻璃上八里:5dx+3>=24 ブラックカード使用!
DoubleCross : (5R10+3[10]>=24) → 10[2,2,6,10,10]+3[1,3]+3 → 16 → 失敗
玻璃上八里:ミドルあるし見送り!以上です!
玻璃上八里:アッ応急忘れてた!!!!
玻璃上八里:8+2d10
DoubleCross : (8+2D10) → 8+13[8,5] → 21
GM:─────
GM:それではきょうはここまで!
GM:おつかれさまでした!おやすみなさい!
小竹木龍之介:おつかれさまでした!
玻璃上八里:お疲れさまでしたァ!
顕木融:おつかれさまでしたっ!楽しかった…!
顕木融:皆ありがとうですー!明日もよろしく!
GM:─────
GM:【ミドル5「さよならを言いに」】
GM:登場PCは融ちゃんと小竹木さん!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:81->89)
顕木融:顕木融の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:89->91)
GM:このシーンは情報収集シーンです
GM:……が!
顕木融:むっ
GM:皆さんは第十一支部に居るので、ハチャメチャに追い詰められて慌てて逃げたジャームくらいは判定無しで居場所がわかります。
顕木融:11支部、すげー
GM:第十一支部に居るというか、第十一支部指揮担当の作戦の最中なので、というか。
GM:まあともかく、パパママの居場所くらいはわかります。開示しましょう。
小竹木龍之介:流石。
GM:顕木夫妻の居場所→すでに大N市を遠く離れて北海道今金町にある通常のアパートに潜伏中。
小竹木龍之介:遠い?!
顕木融:遠いな?!
GM:移動手段ですが《ディメンジョンゲート》があるので余裕です
GM:第十一支部に喧嘩を売った以上、地の果てまで追い詰められます。
小竹木龍之介:なるほど
顕木融:良く見つけたよねそれでも!?こっわ
GM:※特に支部へ喧嘩を売ってた訳ではない
GM:移動手段やレネゲイドの反応を追いかける地道な捜査も得意なのです。
顕木融:なにこれこわ…
GM:決して、GMが、ここまで来たら判定させなくてもな……と思ったわけではない!
GM:イイネ?
顕木融:アッハイ、りかいしました
小竹木龍之介:アッハイ
顕木融:ではこの情報を得た上でお話してく感じ…でいいのかな
GM:はい!
GM:とりあえず街中にダイナミックエントリーを仕掛ける算段について話し合いながら、互いの理解を深めると良いと思いますよ
GM:似た境遇な訳だし
GM:今後のことについて小竹木さんに相談すると良いんじゃないかなあ
顕木融:はーい。了解ですよー!
小竹木龍之介:はーい
GM:─────
GM:針が4つある柱時計。琥珀の中の蚊の化石。紫壇のカウンター・テーブル。
GM:喫茶アソートの一室に戻ったあなた達は今後の方針について語り合うことにした。
上戸ノア:「カミサマはエキサイトしすぎて療養中。彼女の調子が戻ってから作戦行動の開始になりそうだ」
上戸ノア:二人の座るテーブルに淹れたてのコーヒーを置く。
顕木融:「了解。ま、ご執心の相手であったみたいだしねえ」ほふ…、と吐息でカフェオレを冷ましつつ飲んでいる。
上戸ノア:「追加の砂糖とミルクはご自由に。ミルクは特におすすめだぜ。朝牧場から出荷されたばっかりのやつだ」
顕木融:「ここの近所に牧場ってあったっけ?」
顕木融:おススメされたとおりにミルクと砂糖を入れつつ。
上戸ノア:「え? 《ディメンジョンゲート》で入荷してるよ?」
上戸ノア:「だって素材に拘りたいじゃん」
顕木融:「うわあ……」いいのかなあそれ…と思いながら聞いている。
小竹木龍之介:「うん。僕もここのミルクコーヒーはお気に入り」
顕木融:「ん……ホントだ」少し飲んで、「美味しい」
上戸ノア:「へへへ、温かい感じがするだろ?」
小竹木龍之介:こちらも少しずつ飲んでいる。
小竹木龍之介:「色々あった時は温かいもののんでゆっくりするのがいいよね」
上戸ノア:「そうそう、コーヒー一杯飲んでいる間に、大概の問題は解決するってもんですよ」
顕木融:「まあ、暖かくておいしいからありがたいかなー、ん。…ちょっと、リラックスできるしねー」
小竹木龍之介:「どたばたしたしね。疲れたでしょ」
顕木融:「ん。まあ疲労はあるけど…」さらに一口。
上戸ノア:「次の作戦予定地はちょっと遠くなるからな。今のうちに休んでおきなよ」
顕木融:「気合は十分。わたしは何時でも」
顕木融:「北海道、わたし行ったことないけどそれがちょっとかあ…!」
上戸ノア:「まあね。先程伝えたとおり、顕木夫妻は現在、北海道のド田舎まで一気に逃げている」
顕木融:自分が、UGNというものを碌に知らなかったということを実感できた。
顕木融:「それをすぐ捕捉出来てるあたりすっごいよね……」
小竹木龍之介:「大分気候も違うだろうし、ちゃんと準備はしておかないとだね。移動は心配ないとしても」
小竹木龍之介:「ああ、うちの支部は情報が専門だから」
顕木融:「専門っていっても普通すぐ北海道とか特定できるものなの…?」
上戸ノア:「小竹木さんがカミサマや融ちゃんと信頼関係を築いている間に、俺は俺らしく、こそこそ嗅ぎ回っていた訳よ」
上戸ノア:「手段はあまり詳しくは言えないが、情報収集ってのは何もオーヴァードやエフェクトの力だけでやるもんじゃない」
上戸ノア:「ヒト、モノ、カネの動き。混乱が起きた時こそ、付け入る隙間はいくらでもあるのさ」
顕木融:「うーん、わたしにはよくわからん世界だなあ…世は広い…」
顕木融:マドラーでかき混ぜながら。
小竹木龍之介:「僕もノアくんみたいにぱぱっとは行かないんだよね。流石だ」
顕木融:「つまり時間があれば出来るんだ…!?」
小竹木龍之介:「時間と手間をかければね…!でも一刻を争う時にはちょっと」
上戸ノア:「俺までお褒めに預かり恐悦至極だな。けど、小竹木さんには秘密のすっごい武器があるからなあ」
小竹木龍之介:「んん…?」
上戸ノア:ニヤリと笑う。
上戸ノア:「貴方の武器は」
上戸ノア:すっかり馴染んだ雰囲気の融を見て微笑む。
上戸ノア:「俺にゃ真似できないものです。尊敬してるんですよ」
小竹木龍之介:「んんんん……?」首を傾げている。
上戸ノア:(自覚が無いんだから……ずるいなあ)
顕木融:「仲いいんですねえ」ほわほわした笑みを浮かべて。
小竹木龍之介:「………」そんな融ちゃんの様子を見て。
顕木融:笑顔を浮かべている。まるで、普通の学校帰りでもあるかのような表情。
小竹木龍之介:「顕木さん、もう大丈夫なの?あんなことがあった後だけど……」
小竹木龍之介:「僕たちも、結構無茶なやり方したと思うし……」
顕木融:「わたしは、平気ですよ」静かな口調。
上戸ノア:「……」
顕木融:「わたし自身が騙されてたとか、使われてたっていうのは。全然気にならないんです、わたし」
上戸ノア:(この子は俺に近いな、およそ通常の人間の精神じゃない)
顕木融:「だってーー最初から。わたしも、自分自身を役割に当て嵌めて判断して、そう振る舞って来ました」
小竹木龍之介:「………」言葉を聞いている。
顕木融:「”愛される娘”で。”特に不幸もない女子高生”で。よくいる、そういうひとたちみたいに」
顕木融:「そうしないと、全然…馴染めもしないし、皆に受け入れられもしないですし」苦笑。
顕木融:「だから…わたしを今までああいう風に育てたのも、理由があって。寧ろ、」
顕木融:「ほっとしました。わたしは、あのひとたちを愛せなかったから」
顕木融:マドラーを、くるりと回して。ミルクを継ぎ足し、もう一口。
顕木融:「愛されても、それに返すことができなかったから。それに相応しいような、振りだけは上手くなって」
小竹木龍之介:「……わかる、とは言えないけど。でも、なんとなく。わかる気はする」
顕木融:「……えへへ。大分普通のひとの感性じゃないのは分かってますので」
小竹木龍之介:「僕も普通じゃなかったから。もし親が普通の親だったら、もっと酷い目にあってたかもしれない」
小竹木龍之介:「そう言うことも考えるんだ」
顕木融:「小竹木さんも、そう言えば…なんか、参考にしたって言われてましたね…」
小竹木龍之介:「うん」先ほど玻璃上さんにしたのと同じような説明をざっと。
顕木融:「…………ん。」何と言えばいいのだろう。
顕木融:顕木融は、それが分からない。何かを言うべきじゃないか、とは思えても…その先が分からなくて。
小竹木龍之介:「僕は、割と信じきってたからね。自分の周りの世界を」
顕木融:くるしかったのだろうか。つらいとおもったのだろう。それも、本で読むように。おそらくそうなのだろうと、そう言う風に想像することしか出来ない。
小竹木龍之介:「だから、ちょっと羨ましいかな」
上戸ノア:「……聞きたいこと、聞いてみりゃいいと思うぜ」
小竹木龍之介:「そんな風に言って良いかわからないけど」
顕木融:「………えっと。ちょっと大分ひどいことかなーって思うんですが、言っていいですか?」
上戸ノア:「そこのお兄さんはとっても頼りになるからな」
上戸ノア:そう言って小竹木さんにウインクする。
小竹木龍之介:照れるように頭をかいて。
小竹木龍之介:「いいよ」
顕木融:「逆に、わたしは…信じられた貴方が、そうして酷く苦しんだ後。今こうして、誰かに信じられて、信じることができる貴方が」
顕木融:「羨ましいです」
顕木融:「わたしには、最初からできなかったから。裏切られることさえ」
小竹木龍之介:「……ありがとね」
顕木融:「えへへ、何にも知らない癖に御免なさい」
小竹木龍之介:「ううん、いいんだ。そうやって、思ったことを教えて欲しい」
上戸ノア:(やっぱ俺と似て感性は少し変わっている。でもだからこそ小竹木さんみたいな“普通の優しい人”に何かを感じるんだろうな……俺と同じように)
上戸ノア:「さて」
上戸ノア:パン、パン、と手を叩く。
上戸ノア:「そろそろカミサマの治療の終了時刻も近いし、事務系の話もしていいかな? 融ちゃんの今後の扱いとかね」
顕木融:「おっと。橋の下とかで野宿も覚悟してましたよわたし」
上戸ノア:「ひとまず君の扱いはイリーガルになる。必要な事件があれば働いてもらうし、その時には報酬も出る。FHに比べたら少ないけどね」
顕木融:「それはありがたい。お金どうしようって大分悩んでたので」
上戸ノア:「身元の保証もこちらでゴニョゴニョしておくので、ひとまず普段どおりの生活をなぞることはできるからさ」
上戸ノア:「まあ一応安心してくれよな」
顕木融:「すごいな~UGN!福利厚生がしっかりしてるや」
小竹木龍之介:「そう、意外とちゃんとしてるんだよ」
上戸ノア:「UGNはイリーガルの保護には力を入れている。親を亡くしてイリーガルになるやつも多いからな」
顕木融:「はは~、色々あるんでしょうけど、お世話になる身としては感謝だなあ」
上戸ノア:「なので生き方で悩んだら小竹木お兄さん、お仕事が欲しくなったら俺を尋ねると良い」
小竹木龍之介:「ブラックなんて揶揄されることもあるけど、日常を守るのが仕事だからね」
顕木融:「ふーむ。日常……」
上戸ノア:「そうそう、日々おっかない巨悪と戦うわけですよ」
小竹木龍之介:「え、ええっ。生き方って……」
小竹木龍之介:「そんなに相談乗れるかなあ」
顕木融:「まあでも分かりますよー、小竹木さん。ただ聞いてもらうだけでも、安心できる雰囲気がありますもん」
上戸ノア:(聞いてあげてるだけで心ってのは晴れるもんだが……まあしたり顔で言うのも恥ずかしいし黙っておこう)
上戸ノア:(あっ、融ちゃんが言ってくれた)
上戸ノア:融の言葉に同意するようにうなずく。
小竹木龍之介:「なんか……照れる……」
顕木融:「ふふふ、可愛いお兄さんだなあ」
小竹木龍之介:「でも、力になれるんなら嬉しいな」
顕木融:「はい、何かあったら…話したいことがあったら、すこしお邪魔しますね」
上戸ノア:「ま、そういう訳で今後のことは心配しなくて良い。まずは目の前の敵をぶっ飛ばすことに全力を注いでくれ」
顕木融:「了解、ですよ!そういうのは一番得意です」
上戸ノア:「UGN今金支部には既に渡りをつけているから、戦闘の隠蔽や公共機関への手回しについては心配しなくて良い。田舎でオーヴァードも二人くらいしか居ないから、むしろ助かるってさ」
上戸ノア:「という訳で、現場の指揮をお願いします。小竹木さん」
小竹木龍之介:「ん。わかった」
小竹木龍之介:「僕は妨害が専門だから戦力としては頼りないかもだけど、場数はそれなりに踏んでるからさ」
顕木融:「いやいやいや。すごい頼りになりましたからね?」
上戸ノア:(普段は優しい人ほど怒るとおっかねーってやつだよな)
顕木融:そんなことを言いつつ、ストールと髪を後ろに払い。コーヒーを呑み切る。
小竹木龍之介:「……ありがと。じゃあ、初めてのお仕事のお手伝い、させてもらうよ」
顕木融:「ん、ごちそうさまでした。……また、此処のコーヒーも飲みに来ますね」
小竹木龍之介:「よろしくね、融ちゃん」
顕木融:「えへへ。ちょっと緊張しちゃうなー!頑張っちゃいますよ!よろしくです、小竹木さん!」
上戸ノア:「へへ、みんなで無事に帰ってこような」
上戸ノア:─────
上戸ノア:購入ロイス!
上戸ノア:カミも購入はしていいよ!
顕木融:ロイス取るよー!
玻璃上八里:はーい!ブルゲかアンチマテリアルライフルのどっち買おうかな
顕木融:”先達” 小竹木龍之介 〇尊敬/劣等感で取得!
上戸ノア:tips→アンチマテリアルライフルがあると安心だぞ
顕木融:応急もう一個買っておくか、それとも装甲重視してボデマ狙おうかどうしようかな
玻璃上八里:ありがてぇ!ではブラックカード手配師セットでアンチマテリアルライフルに挑戦!
小竹木龍之介:ロイス感情変更!融ちゃんのNを憐憫から不安に。
顕木融:あ、あと両親のロイスのポジネガを反転して、有為表にします。
小竹木龍之介:ボディアーマー!
小竹木龍之介:6dx+1>=12
DoubleCross : (6R10+1[10]>=12) → 10[5,7,8,8,10,10]+6[1,6]+1 → 17 → 成功
玻璃上八里:9dx+3>=35
DoubleCross : (9R10+3[10]>=35) → 10[1,3,3,4,4,6,8,8,10]+4[4]+3 → 17 → 失敗
小竹木龍之介:買えた!着ておきます。
顕木融:すげー!こっちもボデマ狙っておくか。
顕木融:4dx+2=>12
DoubleCross : (4R10+2[10]>=12) → 8[4,6,7,8]+2 → 10 → 失敗
玻璃上八里:無念!以上です!
顕木融:財産4→2!で購入!
顕木融:カミ様!ボデマよ!
上戸ノア:よし、全員終わったかな?
玻璃上八里:有難い!シューターズジャケットから装備変更しておきます!
顕木融:カミ様にボデマをプレゼントして終了ッス!
小竹木龍之介:終わり!
玻璃上八里:ボデマ装備で終わり!
上戸ノア:よし!それではクライマックス!
GM:─────
GM:【クライマックス「夜に咲く蛇」】
GM:舞台は一気に北海道へ!
GM:全員登場で現地UGNからの報告を元にまた逃げようとしているボスをとっ捕まえるカチコミシーンからだ!
顕木融:うおーっ
小竹木龍之介:ぶち殺す!
GM:登場侵蝕!
顕木融:顕木融の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:91->92)
玻璃上八里:クソ野郎め!許せないぜ!
玻璃上八里:102+1d10
DoubleCross : (102+1D10) → 102+7[7] → 109
玻璃上八里:侵蝕109……!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:89->99)
顕木融:み、みんなーっ
GM:カミ、大丈夫?
GM:※僕のせいだ、僕のせいだよミナトくん!
玻璃上八里:心配なぁい!!!カミ活動は休業中だけど!!!!!
GM:それでは始めてまいりましょう
GM:──────
GM:北海道今金町字旭台。
GM:2015年の国勢調査で人口0人の消滅集落となった土地である。
GM:人気のないその土地で貴方たちは顕木篤人の運転する車を待ち構えていた。
玻璃上八里:「フハーッ!!!さんむいなぁここ!!!!!」(任意のシーン退場と皆を照らす温かめの光源演出)
玻璃上八里:11月!それは北海道において普通に凍死が見えてくる季節!!!!!
顕木融:「わたしあまりN市とか関東から出たことないけどすっごいなあ…あ、ありがとうです」
顕木融:ほわーっとあっためてくれる光に手を翳す。
小竹木龍之介:ダウンコートに耳当て。フル装備。
小竹木龍之介:「いやあ、八里ちゃんは元気だね…」
顕木融:きちんと動きやすいコートに、先程と変わらないストール(ちょっと厚めに編み直した)。
玻璃上八里:「うむ!こういう極地だからこそ元気を出さなくてはなァ!」ボデマ相当の防寒着をガッツリ着込んでいるぞ!
玻璃上八里:「最低限の光源は仕込んだが凍傷には気を付けてほしいぞ!」
顕木融:「いやー、でも実際あそこの山、白くなってますもんね。雪降ってる」
顕木融:「長居はやめて、さっさと片付けていきましょうか!」
小竹木龍之介:「ほんと。手袋してても指が冷たくなってる」
小竹木龍之介:「だね」
小竹木龍之介:「……もうすぐだ」
玻璃上八里:「──ああ」『地雷』と書かれた銀紙を取り出す!
GM:ではそこでですね
GM:遠くから一台の車のエンジン音が聞こえてきます。
GM:それはそれは次第に近づいてきて、あなた達の隠れる場所の近くを通り抜けていこうとします。
玻璃上八里:「ちと手荒になってしまうが、無理やり止めるとしようか。」
玻璃上八里:ひらりと手を離れた銀紙達が道路に敷かれる。
GM:では
GM:大爆発とともに車は派手に吹き飛び、空高く舞い上がります。
GM:しかし!
玻璃上八里:なっ
GM:その瞬間、女性を抱えたまま運転席から飛び出す男の影。
顕木 篤人:「ったくよぉ!」
顕木 篤人:空中を2回、3回、蹴った後、女性を抱えたまま貴方たちのすぐ近くへと舞い降ります。
顕木 篤人:「言えば止まるんだから素直に言ってほしいもんだぜ!」
顕木 篤人:「大丈夫だったかいママ?」
顕木 エルム:「ええ、パパが居るもの……」
顕木 篤人:「少し離れていてくれ。他に伏兵が居ないかだけ警戒するんだよ? いいね?」
顕木 篤人:エルムを後方へ下がらせると、彼は貴方たちの前に一歩踏み出します。
顕木 篤人:「黙ってないで出てきたらどうだ。あくまでやり合うってなら相手になるぜ?」
顕木 篤人:静かに拳を握りしめる。
小竹木龍之介:じゃあそのまま出ていきましょう。
小竹木龍之介:「君たちを、逃すわけには行かないんだよね」
小竹木龍之介:「…捕まるなりなんなりしてほしいな」
玻璃上八里:では(任意の追いかける光源演出)と共にがさりと姿を現します。
玻璃上八里:「すまないね。言って留まる確証がなかったゆえ、派手にやらせてもらったよ」
顕木 篤人:「まあ正論だな。恨みはしねえさ」
顕木 篤人:「ただ、邪魔するなら死んでもらうだけだ」
玻璃上八里:「大人しく投降するなら、これ以上傷つけるつもりはないが……」
顕木 篤人:「なにせほら、俺たちの研究は終われないからな」
玻璃上八里:「成程。そのつもりは無さそうだな」
顕木融:「や、とーさんにかーさん。いや、もうコレ/家族ごっこは御仕舞だっけ?」そう笑いながら。最後にふらりと出てくる。
顕木 篤人:「ごっこ? 妙な事を言う」
顕木 篤人:「たとえ敵味方に分かれたって、殺し合わなくてはいけなくたって」
顕木 篤人:「──俺たちはお前の、両親だぜ」
顕木 篤人:そう言ってウインクする。
顕木融:「ふふ。……あはは!」こちらも笑う。
顕木 篤人:「おいおい、笑うなよ。俺は結構真面目なんだ」
顕木融:「うんーーわたしはね。貴方達の、そういうところ。じつはそんなに嫌いじゃあなかった…いや、結構好きだったよ」
顕木融:「だから。わたしだけが付き合えば済むんなら、それでもよかった」
顕木 篤人:「やっぱりぃ? 親子って通じ合うよなあ。俺も、ガキの頃は融ちゃんみたいにモルモットだったからよ。なんか共感できるんじゃないかって思ってたんだ」
顕木融:「あらら、初めて聞いたよそういうの。きちんと聞いておけば良かったかな」
顕木融:にこやかに笑っている。内容はあまりにも乾いているのにーーまるで有り触れた日々の会話のように。
顕木 篤人:「時間はまだたくさんあるだろ? 俺が今から悪いUGNをぶち殺して、融ちゃんを取り戻す」
顕木 篤人:「なにせ俺、パパだからな。パパってのは子供を守るもんだ。大N市の外まで来ればUGNの後詰めも怖がらなくていいしな」
顕木融:「ふふ。……ああ、うん」
顕木 篤人:撫でるように拳を一瞬だけ振る。
顕木融:「本当にね。”わたしだけで済む”のなら」
顕木 篤人:融の背後の巨木が一瞬で砕け散る。
顕木融:「それでもよかったよ」
顕木融:微動だにしない。当たっても、それはそれだ。
顕木 篤人:「安心しろって。これで融ちゃんを気絶させたら、記憶は丁寧に処理するからさ」
顕木 篤人:「それでまたみんな楽しくやれるって」
顕木融:腕を、だらりと垂らす。
顕木融:「ああーー貴方達は止まらないんだよね。それが分かる」
顕木融:「だからさ。わたしも、そういうの。見過ごせないんだよ」
顕木 篤人:「来いよ、愛娘」
顕木 篤人:「お前の自由を勝ち取ってみせろ」
顕木融:「わたしは、やりたいことを見つけたよ。この力を。わたしのすべてを捧げても、悔いなんてないことが」
顕木融:「──うん。じゃあ行くよ、お父さん」
顕木 篤人:─────
顕木 篤人:tips→相手はカウンターを駆使する暗殺拳の使い手だ。達成値を下げてカウンターを封じよう!
顕木 篤人:tips→攻撃に反応して追加行動を始めることがあるので、ロイス管理に気をつけよう!
顕木 篤人:tips→暗殺拳の中には初見の相手にのみ高い効果を発揮する特殊な技もあるぞ!
顕木 篤人:─────
顕木 篤人:戦闘開始!
顕木 篤人:位置関係は
PC-10m-顕木篤人
顕木 篤人:行動値は
23 小竹木龍之介
13 玻璃上八里
11 顕木篤人
7 顕木融
顕木 篤人:になります!
顕木融:皆早いなあ!
玻璃上八里:ジャケット脱いだ分上がったぜ!
顕木 篤人:あとセットアップ手前で衝動判定!
顕木 篤人:みんな意思で9を出してください!
顕木融:グエーッ
玻璃上八里:4dx+1>=9 思い出の一品使用!
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 7[1,3,3,7]+1 → 8 → 失敗
顕木融:3dx=>9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 8[4,7,8] → 8 → 失敗
顕木融:いちたりねえ!!暴走!
小竹木龍之介:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[2,4,10]+1[1] → 11 → 成功
玻璃上八里:グエーッ暴走
小竹木龍之介:大人パワー
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+11(2d10->2,9)した(侵蝕率:99->110)
顕木融:顕木融の侵蝕率を+11(2d10->8,3)した(侵蝕率:92->103)
玻璃上八里:109+2d10
DoubleCross : (109+2D10) → 109+9[7,2] → 118
玻璃上八里:侵蝕118……
顕木 篤人:ではセットアップ!
顕木融:無しです!今後もない!
玻璃上八里:ないぜ!
小竹木龍之介:なし!
顕木 篤人:ではイニシアチブ!
顕木 篤人:《ブリッツクリーク》
顕木 篤人:顕木篤人が追加行動を行います
小竹木龍之介:テメェーっ!!
顕木融:つ、つらい
玻璃上八里:グエエ?ッ!!!
顕木 篤人:まずマイナーで移動
顕木 篤人:ここで《縮地》を使います。
顕木 篤人:PC-10m-顕木篤人
顕木 篤人:後ろに回り込みました。格好良いですね?
顕木 篤人:メジャーで
コンボ「夜に咲く蛇」→《コンセントレイト》+《コンバットシステム》+《神機妙算》
を使用
顕木 篤人:ここにEロイス《傲慢な理想》をのせてシーン攻撃にします
顕木 篤人:すれ違った刹那に拳が突き刺さる演出ですね、格好良い
顕木融:描写が格好いいの腹立つな畜生!!w
顕木 篤人:wwww
顕木 篤人:それでは判定
玻璃上八里:そうだったとは……
顕木 篤人:13dx7+21 白兵
DoubleCross : (13R10+21[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,7,8,8,9,9,10]+10[1,2,3,6,9,10]+10[2,8]+6[6]+21 → 57
顕木 篤人:うわっ
小竹木龍之介:ひえ…
顕木 篤人:ヒクほど回った
顕木融:なにその固定値!?
顕木 篤人:SSSCテンプレートです
顕木 篤人:ダメージ行きます
玻璃上八里:〈砂塵の城壁〉セルフで使ってよかですか!!!!!
顕木 篤人:えっ!?
顕木 篤人:あっ!?
顕木 篤人:ごめん調節間違えた?!
顕木 篤人:砂塵の城壁味方全体守れないのかこれ!?
小竹木龍之介:単体だぜ!
玻璃上八里:単体なのだ……
玻璃上八里:ミスディレ噛ませられたとしても範囲のみなのだ……
顕木 篤人:うそだろ……
顕木 篤人:砂塵はカミに使ってください! どうぞ!
顕木 篤人:まあ帰れるやろ、きっと
顕木 篤人:ダメージ行きます
顕木 篤人:26+6d10 装甲ガード有効
DoubleCross : (26+6D10) → 26+39[10,2,7,10,7,3] → 65
顕木 篤人:うわぁ
小竹木龍之介:はっはっは!けしとぶ!
顕木融:装甲で減らしても死ぬわ!!w
玻璃上八里:有難く使用!玻璃上のダメージを0に!!!
顕木融:夢のロイスを昇華!復活!
玻璃上八里:反動ダメージ8を受けてHP13!
玻璃上八里:118+1d10
DoubleCross : (118+1D10) → 118+8[8] → 126
顕木 篤人:では演出に行くぜ
玻璃上八里:侵蝕126……!
小竹木龍之介:顕木篤人にロイス! 敵/顕木篤人/執着/嫌悪
小竹木龍之介:嫌悪:○でこれを昇華復活!
小竹木龍之介:小竹木龍之介のHPを11した(HP:11->11)
顕木 篤人:「FHには、暗殺担当のセルってやつもある。俺はかつて、そこで育てられていた」
顕木 篤人:「広い山の中ただ一人、相手も無いまま勉学と套路だけを十年近く」
顕木 篤人:「たった一人の相手を殺す為だけにな」
顕木 篤人:刹那、男の姿が消える。
顕木 篤人:「そして──この拳を手に入れた」
顕木 篤人:直後、吹き荒れるのは暴虐の嵐。
顕木 篤人:それは拳打にあって拳打にあらず、肉体の要所を理外の怪力と精密さで撃ち抜く猛攻。毒蛇の如き魔の拳。
顕木 篤人:「立てよ、UGN。その程度で俺の娘を連れて行くつもりか?」
顕木融:「けふっ」血を吐き出す。一度身体を解き、再度結び直す。己の像。己の夢。己の、
顕木融:己の、やりたいことは。まだ。まだ、その影さえ掴めていない。
玻璃上八里:舞うがままに拳の雨を受ける。飛び散るのは血ではなく──
玻璃上八里:白き紙。
小竹木龍之介:そのまま、吹き飛ばされて、手をついて立つ。
玻璃上八里:十枚の白紙が拳圧を凌ぎ。百枚で受け止め。
小竹木龍之介:「もちろん、まだこれからだよ」
玻璃上八里:千枚で押し返し、五桁ではね飛ばす。
玻璃上八里:「──そういう台詞は。沈めた相手に云うものではないか?」
玻璃上八里:振り向くことなく色素の抜けた髪で、不敵に笑みを浮かべる。
顕木 篤人:「──上等!」
顕木 篤人:では次!
顕木 篤人:小竹木さん!
小竹木龍之介:いただき!
小竹木龍之介:マイナー戦闘移動。5m、パパがいない方へ下がります。
小竹木龍之介:《コンセントレイト:ソラリス》+《痛みの水》+《罪人の枷》でパパに攻撃。
小竹木龍之介:支援いただけますか!
玻璃上八里:OK!ダンシングライトLV3!
玻璃上八里:判定ダイスを4個加算だ!
小竹木龍之介:イエス!
顕木 篤人:フェアに行こう!
玻璃上八里:侵蝕129
顕木 篤人:こいつのドッジは25だ
顕木 篤人:25イヴェイジョンなので、26以上出してね!
小竹木龍之介:18dx7+3 頼む!
DoubleCross : (18R10+3[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,4,4,5,5,6,7,9,10,10,10]+6[1,1,3,3,6]+3 → 19
顕木 篤人:あ、ごめん24だわ
小竹木龍之介:おい!!
顕木 篤人:おい~~~~~~~~~~!
顕木融:あ、じゃあここで
顕木 篤人:なんでこんなにダイス回らないのん!
顕木 篤人:おっ!
顕木融:パパの判定前に、両親の黒ロイスを切って、達成値をマイナス20
顕木 篤人:よし! オッケー!
顕木 篤人:じゃあ命中!
顕木 篤人:ほっとしたよ! 僕はみんなの悲鳴を聞きたいだけで死んでほしいわけじゃない!
小竹木龍之介:ありがとう融ちゃん!
玻璃上八里:セーフ!
顕木 篤人:オッケー!
顕木 篤人:ダメージどうぞ!
小竹木龍之介:2d10+2
DoubleCross : (2D10+2) → 10[9,1]+2 → 12
小竹木龍之介:装甲有効!
小竹木龍之介:ダメージで放心、命中したので達成値-22
顕木 篤人:くっ!
顕木 篤人:装甲5なので7点通し!
小竹木龍之介:では演出!
顕木 篤人:どうぞ!
小竹木龍之介:「こう……寒いと困るな」
小竹木龍之介:「すぐ、凍っちゃう」
顕木 篤人:「凍る?」 首をかしげる。
小竹木龍之介:篤人は、細かい氷の粒が顔に繰り返し当たるのを感じるだろう。
小竹木龍之介:「溺れるぐらいの水がいいんだけど」
小竹木龍之介:「思うように行かないな………」その言葉は独り言のように。
顕木 篤人:「しまっ──」
小竹木龍之介:一粒の氷が、篤人の口に入り込む。
小竹木龍之介:それだけだ。
小竹木龍之介:それで、攻撃は終わった。
顕木 篤人:急な逃亡開始による疲弊、そして長く実戦から離れていたことで生まれたブランクが。
小竹木龍之介:「………君のことは、個人的にはとても嫌いだし許し難いんだけどさ」思い出したように視線を向けて。
顕木 篤人:そして視界に入った娘の姿に揺らぐ己の弱い心が。男に隙を生じさせた。
小竹木龍之介:「融ちゃんに任せることにしたんだ。…融ちゃんと君たちのことは」
顕木融:静かな目で見ている。弾丸を打ち込むことだって、出来たかも知れない。
顕木融:「…ありがとうね、小竹木さん」
小竹木龍之介:「いいよ。…だって僕は正義を語れるほどのやつじゃないからさ」
小竹木龍之介:「そして、当事者は融ちゃんなんだ」
小竹木龍之介:「……追撃。お願いするよ」八里ちゃんに向けて。
顕木 篤人:ではネクスト! 玻璃上さん!
玻璃上八里:OK!
玻璃上八里:マイナーは暴走解除に回そう!メジャー!
玻璃上八里:金運招来ビームコンボ!100%突破でクリスタライズ解禁!
玻璃上八里:コンセ3カスタマ4クリスタ4でパッパを攻撃だ!
顕木 篤人:こい”
顕木 篤人:イヴェイジョンはもう無駄なのでガードするぞ!
玻璃上八里:あぶね、ウエポンケースでボルトライフル装備!
顕木 篤人:▼《パワーカバー》
タイミング:オートアクション
解説:ガード前に使用。ガード値12に変更する。
顕木 篤人:さあアンチマテリアルライフルでも何でももってこい!
玻璃上八里:14dx7+4 なっばっ
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,5,5,6,7,7,7,8]+10[2,4,8,10]+2[1,2]+4 → 26
顕木 篤人:命中!
玻璃上八里:3d10+8+12 クリスタライズ分込み!装甲のみ貫通!
DoubleCross : (3D10+8+12) → 13[3,1,9]+8+12 → 33
顕木 篤人:では12点減らして21点通し
玻璃上八里:良さげな所で演出行くぜ!
顕木 篤人:あ、演出どうぞ!
玻璃上八里:「──正直な所を言えば。今の私は申し訳ないと思っている。」顕木篤人を指さした左腕に銀紙が集っていく。
玻璃上八里:「貴様と……融殿の決着に。水を差す真似をしているのだからな」
玻璃上八里:集った銀紙は。小ぶりな大砲とを形作る。
玻璃上八里:「これは弔砲だ。貴様たちへの」
玻璃上八里:(ともすれば、私たちの。)
顕木 篤人:「豆鉄砲じゃあ何も送れねえさ」
玻璃上八里:拡散される形で放たれた熱線が、為り果てた者の四肢を穿つ!
顕木 篤人:呼吸を鎮め、腰を落とす。
顕木 篤人:空手の廻し受けの要領で領域を操作し、光線を拡散させて最低限のダメージへと抑え込む。
顕木 篤人:「あのエロスって男に惚れてるそうじゃないか」
顕木 篤人:「やめといた方が良いぜ。先輩の俺から見てもあいつは最悪だ。お前さんみたいな真人間が関わっちゃ不幸になる」
玻璃上八里:「フ。あ奴は本当にデリカシーの無い男だなァ。」
顕木 篤人:ニヤリと笑って、融を見つめる。
顕木 篤人:何もなければ顕来篤人の手番です
顕木融:そんなものは無いのであるなあ…!かなしい。
玻璃上八里:イニシアチブなんてないぜ!
顕木 篤人:では顕木篤人は待機を宣言
顕木 篤人:そして直後に《瞬発行動》を宣言
顕木 篤人:こやつの手番です
顕木 篤人:ではまたマイナーで移動する時に縮地を宣言
顕木 篤人:融ちゃんとカミのエンゲージに顕れます
顕木 篤人:メジャーで
コンボ「夜に咲く蛇」→《コンセントレイト》+《コンバットシステム》+《神機妙算》
顕木 篤人:Eロイス《傲慢な理想》を使用して全体化します
顕木 篤人:フォラスなので全体化します
顕木 篤人:では判定!
顕木 篤人:放心とデバフ受けてるので!
顕木 篤人:11dx7-1 白兵
DoubleCross : (11R10-1[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,4,6,9,10,10]+6[5,6,6]-1 → 15
小竹木龍之介:うーん!一応回避!
玻璃上八里:ダメ元回避!
顕木融:あのデバフでコレ!?暴走リア不よ!
小竹木龍之介:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 10[1,3,4,10]+3[3] → 13 → 失敗
小竹木龍之介:kuso-!
玻璃上八里:侵蝕137になってたのでダイスもう一個追加!
顕木 篤人:惜しい!
顕木 篤人:来い!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7した(侵蝕率:110->117)
玻璃上八里:5dx>=15 オラーッ
DoubleCross : (5R10[10]>=15) → 10[2,2,3,6,10]+10[10]+5[5] → 25 → 成功
小竹木龍之介:さっきの侵蝕忘れてた
玻璃上八里:やったぜ。
顕木融:回ったぁ!
顕木 篤人:カミーッ!
小竹木龍之介:やった!
顕木 篤人:神回避じゃん
顕木 篤人:それではダメージ算出です
顕木 篤人:26+3d10 装甲ガード有効
DoubleCross : (26+3D10) → 26+13[9,3,1] → 39
小竹木龍之介:死ぬ死ぬ
顕木融:死ぬ!
玻璃上八里:へーき!
顕木融:うーんここは……カミのロイスを昇華復活!
小竹木龍之介:カミにロイス取ります!そして昇華復活!
顕木 篤人:では演出
小竹木龍之介:協力者/玻璃上八里/感服:○/心配/ロイス
顕木 篤人:その際にEロイス《歪んだ囁き》を使用
顕木 篤人:あっ!!!!!!!!!
顕木 篤人:融ちゃん!!!!!!!!!!!
顕木 篤人:パパ・ママへのロイス切ってるな?????????
顕木 篤人:悪い子だ!!!
顕木融:止めてぇーっ!演出用に遺してた枠なのに!!W パパに取るために!
顕木 篤人:ぐっへえへへへ……じゃあ望み通りにしてやるよぉ!
顕木 篤人:というわけで歪んだ囁きじゃなくて《孤独の叫び》を融ちゃんに使用
顕木融:グエーッ!感情指定とかはありますか!
顕木 篤人:パパに親愛◯/敵意でとってもらおう
顕木融:OK!
顕木 篤人:では演出
顕木融:”お父さん”顕木篤人 〇親愛/敵意!
顕木 篤人:「お父さん、融ちゃんと同じモルモットだったんだけどよ。セルが壊滅して死に場所なくしちまってさ」
顕木 篤人:足を高く上げ、大地を踏みつける。
顕木 篤人:発勁の要領で地脈を突き、その衝撃を足元からUGNの3人へと飛ばす。
顕木 篤人:震脚である。
顕木 篤人:「そんな時出会ったのがママだった」
顕木 篤人:「俺たちは家族になって、それで初めて生きているって感じることができたんだ」
顕木 篤人:「なあ、家族は良いぞ。融ちゃん。一緒に来てくれよ」
顕木融:「けほ…っ、ふふ。そういう出会いだったんだ」血反吐を、ストールで拭う。
顕木 篤人:その言葉が融の耳を通じて脳を揺らし、ある種の感情を掻き立てる!
顕木融:「ああーーそうなんだろうね。いいものなのは、分かるよ」微笑む。
顕木融:「だったらさ。──他の、普通にそこらへんで生きてるひとにだって。そういう家族と、大事な人が居るんじゃない?」
顕木 篤人:「は? どうでもよくないかそれ? いやまあそりゃ、居るだろうけど」
顕木融:「そうかもね。でもさ、」
顕木融:「わたしは愛することも出来ないけれど。それが美しいものなのは知ってる」
顕木融:「ずっと、見てきたからね」
顕木融:「だったらーーたとえひとつであったって。それを壊したくはないんだよね」
顕木 篤人:「そんな……俺たちの家族が一番大事じゃないのか……!?」
顕木融:「……それは、ごめん。わたしがおかしいんだと思うよ」
顕木 篤人:「……そっか、許すよ。俺は君のパパだからな。意見の相違くらい、受け入れるさ。それはそれとして戦闘を止めるつもりはないけどな」
顕木融:「うん、ありがと」
小竹木龍之介:篤人の攻撃から態勢を立て直して、
玻璃上八里:その光景を。ただ見据える。
小竹木龍之介:融ちゃんに声を掛ける。
小竹木龍之介:「……愛って難しいよね」
小竹木龍之介:「いろんな人が愛するって何だろうって考えてるんだと思う」
小竹木龍之介:「……でも、僕は君を見てて思ったことがあるんだ」
顕木融:「なあに?」
小竹木龍之介:「君は、人を愛せる人だよ」
顕木融:「………………」
顕木融:「そう、見える?」
小竹木龍之介:「うん」
小竹木龍之介:「自分ではわからないかもしれないけどさ、諦めないで欲しいんだ」
小竹木龍之介:「……そのうち、何か見えるかもしれないから」
顕木融:「そっか。………へへ。なんでだろうな……」本当なら。何が分かるんだ、と。そう声を荒げてもよかったのかもしれないけれど。
顕木融:「小竹木さんがそういうなら、もうちょっと。頑張ってみようと思うよ」
小竹木龍之介:「……ん」
玻璃上八里:「ああ。例え君がそう演じているつもりだとしても。」迫る振動も視界に捉え。
顕木 篤人:満足気に頷く。
玻璃上八里:たん、と僅かに大地より両足を離す。それだけで致命の威力は流れる。
玻璃上八里:「……彼らを愛したいと思った君の心は。本当に優しいものだと、私は思うよ」
顕木 篤人:「!?」
顕木 篤人:「そうかい? 嬉しいねえ……!」
微笑むのは、敵手の妙技を見たから。
顕木融:「…………えへへ。玻璃上さんも、そう言ってくれるなんて、優しいよね」
顕木 篤人:ではネクスト!
顕木 篤人:融ちゃんの手番!
顕木融:はーい!
顕木 篤人:このカウンターを無事にぶち抜いて欲しい
顕木融:では、マイナーコンボ:カラコールの手:≪骨の銃≫≪死招きの爪≫。
顕木融:攻撃力+43の射撃武器作成。
顕木融:顕木融の侵蝕率を+6した(侵蝕率:103->109)
顕木融:メジャー!コンボ:エル・シドの帰還:≪コンセントレイト:エグザイル≫≪オールレンジ≫で攻撃!
顕木融:11dx7+8
DoubleCross : (11R10+8[7]) → 10[2,2,2,2,5,6,7,7,8,8,10]+10[1,2,2,3,7]+10[9]+6[6]+8 → 44
顕木 篤人:ほう!
顕木 篤人:ではこちらも
顕木融:そして。
顕木 篤人:なにぃっ!?
顕木融:マスター・エロスの黄色ロイスを昇華。そのリアクション達成値を0にさせて頂く。
顕木 篤人:ガッ!?
顕木 篤人:だが演出の為に宣言するぞ
顕木 篤人:コンボ「返り咲く毒蛇」→《コンセントレイト》+《コンバットシステム》+《カウンター》+《エクスマキナ》
顕木 篤人:命中すればフェイタルヒットをするが!
顕木 篤人:11dx7+9
DoubleCross : (11R10+9[7]) → 10[1,1,1,5,5,5,6,7,7,7,9]+10[6,7,8,9]+10[1,7,10]+10[4,9]+10[8]+5[5]+9 → 64
顕木 篤人:はいゼロになった~!
顕木融:やっぱり強いな!?
小竹木龍之介:こわっ!
顕木 篤人:だが君の勝ちだ!
顕木 篤人:やれっ!!!!!!
顕木 篤人:ダメージを出すのだ!
顕木融:5d10+3d10+43 装甲等有効。
DoubleCross : (5D10+3D10+43) → 31[5,3,9,6,8]+13[9,2,2]+43 → 87
玻璃上八里:トドメヲサセー!
顕木融:うーんまあいい感じだ!
顕木 篤人:82点通します
顕木 篤人:累計ダメージが110
顕木 篤人:元のHPが92点で《夜に咲く薔薇》の使用により最大HPが102となっていたので
顕木 篤人:いい感じに死にます
顕木 篤人:君たちの勝ちだ! 演出を!
顕木融:危なかったあ…!
玻璃上八里:ヤッター!
顕木融:白い骨の帯が、広がる、広がる、広がるーー
顕木融:腕から。ストールから。身体から溢れるように、華が咲くように。
顕木融:それは、顕木融の肉体にいつの間にかあった、一つの投石布。
顕木融:遺産、カラコールの手。種別コード、ジャイアントキル/巨人殺し。恐怖を殺し、勇者へと人を変えるもの。
顕木融:それが先に会ったのか。
顕木融:それとも、最初から恐怖を持っていなかった少女を担い手に選んだのか。それは、誰も知らないことだ。
顕木融:「──わたし。最初はね、この力もこの布も、価値なんて見いだせなかった」
顕木融:「わたしを傷つけて。わたしの首とか骨を絞めるだけだったしね」
顕木融:顕木融の能力が、身体の内側へ螺旋状へ肉体を捩じりこんでいくのなら。その体を広げれば…
顕木融:それは、弾体を加速させ続けるレールと化す。
顕木融:回転音。加速と回転が、同義となって顕現する。それは、
顕木 篤人:「立派なお前の武器だよ」
顕木融:一つのレールだけでなく。幾重にも渡り歩きながら、更に加速を続けていく。
顕木融:「そう。武器だ。わたしを傷つけるこれは、誰かを傷つけるものになった」
顕木融:「わたしには、これしかないんだと思ってる。ちがうって言って貰えても。わたし自身は、己をそうだと定義してきた」
顕木 篤人:「今はどうだ?」
顕木 篤人:「君は世界を知った。残酷さも、美しさも」
顕木 篤人:「君はその世界の中で己を何と定義する?」
顕木融:広がったレールが、くるくると。ドーナツ状に纏まってーーまるで円周加速器/花のつぼみのように。
顕木融:「あは」
顕木融:「そうだねーーこんなのはどうだろう」
顕木融:「UGNイリーガルで、町ゆくどこかの誰かの隣人なーー」
顕木融:「”おだやかな時/スロウタイム”」
顕木融:ぱつん、と。花が開く。
顕木 篤人:「──好《ハオ》」
顕木融:もう、音さえも追いつけない。
顕木 篤人:「気に入ったよ、その解答」
顕木融:光も、それを捕えてからでは遅すぎる。
顕木 篤人:握った拳を開き、それをまるで花びらのように柔らかく構える。
顕木融:だって、
顕木融:華はもう咲いたのだ。
顕木 篤人:(あとは力比べだ。俺に行われた実験+俺の人生vs俺の行った実験+融ちゃんの人生)
顕木 篤人:ニィ、と口元が歪む。
顕木融:それは、神様にだって変えられない。一瞬後に散ったとしても。
顕木 篤人:(研究者、拳士、FHエージェント、そして父親)
顕木融:その華が、確かに満開に己を咲かせたことを。
顕木 篤人:(良い人生だぜ全く!)
顕木 篤人:放たれた弾丸を、男は確かに目視した。
顕木 篤人:音を越える筈の弾丸を、集積された研究結果、拳士としての勘、膨大な戦闘経験、娘への理解により、弾道を予測して完璧に掌を合わせた。
顕木 篤人:あとは領域により衝撃を逃しながら弾道を変更し、そのまま娘へと叩き返すだけ──その筈だった。
顕木融:ぎゃり。
顕木融:ぎゃり、がりーー回り続ける。
顕木 篤人:「!?」
顕木融:もう一度、言おう。
顕木融:顕木融の能力はーー
顕木融:自分の身体を螺旋状に、“捩じり続ける”能力だ。
顕木融:それは、弾丸にした己の骨も。
顕木融:対象に入り続ける。
顕木 篤人:「計算外……ッ!」
顕木融:「──初めてのチャレンジだったけど」
顕木融:「なあに、やってみるもんだよね?」
顕木融:「ばあん」
顕木融:その言葉と共に。再度、回転/加速が再度ギアを上げていく。
顕木 篤人:「ぐっ、がっ!? あ、あ゛ぁ……!」
顕木 篤人:ねじれ狂う尺骨、引きちぎれる上腕二頭筋。
顕木 篤人:悲鳴は激痛が理由ではなく、純粋な驚嘆故のもの。
顕木 篤人:ぐるん、ぐるん、ぐるん
顕木 篤人:回転は顕木篤人を飲み込むように、終わり無く続いていく。
顕木 篤人:(敗北は必定)
顕木 篤人:回転は右肩を、そして右胸を飲み込む。
顕木 篤人:領域操作による被害の拡散も間に合わない。出力が違いすぎるのだ。
顕木 篤人:《ラストアクション》
顕木 篤人:残った左腕を胸ポケットに入れ、中からUSBメモリを取り出して、融に投げつける。
顕木 篤人:「お前の勝ちだ」
顕木融:ぱしりとキャッチ。
顕木 篤人:「好きに使──」
顕木融:「うん、わたしの勝ち。──どう、お父さん」
顕木 篤人:次の瞬間、回転は一際大きく唸りをあげて。
顕木融:「あなたの娘は、強くなったでしょ?」
顕木 篤人:音がやんだ時、そこに顕木篤人という男はもう“存在してなかった”。
GM:《血の花嫁》の効果が解除されます。
GM:顕木エルムが消滅します。
顕木融:「────」
顕木融:「………たとえ、なにかを得るための愛で、わたしが騙されていたのだとしても」
顕木融:「ありがとう。──まぼろしでも。錯覚でも。それでも、わたしを愛してくれて」
GM:─────
GM:戦闘終了です!
GM:バックトラック!
顕木融:わーい
玻璃上八里:ウオオーッ!!!!!
GM:今回のEロイスは
GM:
《夜に咲く薔薇》
《血の花嫁》
《歪んだ囁き》
《傲慢な理想》
《傲慢な理想》
GM:5つ! 経験点は15+侵蝕分だ!
顕木融:って侵蝕率上げておきますね!メジャー分!+4だ!
顕木融:顕木融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:109->113)
顕木融:振る~
顕木融:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-27[9,1,3,8,6] → 86
玻璃上八里:振るぜ振るぜ!現在137!
玻璃上八里:137-5d10
DoubleCross : (137-5D10) → 137-33[9,4,9,2,9] → 104
顕木融:一倍!
顕木融:86-2d10
DoubleCross : (86-2D10) → 86-8[2,6] → 78
顕木融:よし5点で帰還です!
玻璃上八里:勝ち確!取得結局忘れたので残ロイス4個で素振り!
小竹木龍之介:どうするかな!
玻璃上八里:104-4d10
DoubleCross : (104-4D10) → 104-11[3,2,1,5] → 93
小竹木龍之介:一応振ろう
玻璃上八里:怖いよバカ!!!!!
小竹木龍之介:117-5d10
DoubleCross : (117-5D10) → 117-30[5,6,2,8,9] → 87
顕木融:ヒエーッカミがあぶないけどよかった!
玻璃上八里:まあいいや5点!
小竹木龍之介:1倍!
GM:なんだ、みんな思ったより帰ってこられてるじゃないか
小竹木龍之介:87-4d10
DoubleCross : (87-4D10) → 87-23[2,7,8,6] → 64
GM:もうちょっと悲鳴を聞きたかったなあ~~~~~~~~
小竹木龍之介:うぬぬっ
GM:まあ生きて帰ったんだしそれが一番か!
顕木融:でもみんな帰ってこれてよかった~~
小竹木龍之介:よかったよかった
小竹木龍之介:4点です!
GM:全員帰還! ではED!
GM:【ED1「歩き続けて」】
GM:ゆったりとした居住性の高い軽自動車。
GM:戦闘が想定されていないちょっとした用事に使う為の第十一支部の備品だ。
GM:小竹木龍之介は玻璃上八里を乗せて、その車で第八支部へと彼女を送り届ける任務についていた。
GM:今回の一連の作戦の最後の後始末だ。
小竹木龍之介:1dx 運転
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3
小竹木龍之介:乗り心地はお世辞にも良いとは言えない。
小竹木龍之介:「ごめんね、ガタガタで……ほんとはもっと上手くできる人もいるんだけど」
玻璃上八里:「うむう!」車体が跳ねる!
玻璃上八里:「気にしないでほしいぞ小竹木殿!正直私も似たような腕前だからなあ」
小竹木龍之介:「難しいよね、運転…」
小竹木龍之介:「……今回は、巻き込んだような形になっちゃってごめんね」
玻璃上八里:「フ。……それはどちらかと言えばこちらのセリフだよ、小竹木殿」車に酔わないよう、物憂げに外の風景を眺めている。
玻璃上八里:あいた車窓より吹き込む風に、色素が戻っていない髪の毛がなびく。
小竹木龍之介:「あの……マスターエージェントとのこと…かい?」
玻璃上八里:「ああ。小竹木殿にはチラリと話したが……」
玻璃上八里:「……、私のエゴになるが、もう少し彼について話しても良いだろうか?」
小竹木龍之介:「うん。聞かせてほしいな」
玻璃上八里:「ありがとう、小竹木殿」
玻璃上八里:「私が彼に告白をしてから。会う敵来る敵に口をそろえて言われるのだ」
玻璃上八里:「『あいつだけはやめておけ』……と。」
小竹木龍之介:「……相当クセがある相手だな、とは思ったよ」
小竹木龍之介:あまり自分は好きになれないタイプだ。それは恐らく彼女にも伝わっているだろう。
玻璃上八里:「全く持ってそう思うよ」「多分こうしてやいやい言われるのもあ奴がセル内で私の事を言いふらしてるからだと思う。」
玻璃上八里:「……益々生かしては置けないなぁ。」
玻璃上八里:そうつぶやく声は。とても愉しそうで。
小竹木龍之介:「……不思議だな」
小竹木龍之介:「聞くほどに、君は彼と道を異にしてるように思えるんだけど」
小竹木龍之介:「敵対……してるし」
小竹木龍之介:「でも、好きなんだよね」
玻璃上八里:「ああ。……まだ、恋の範疇だと思いたいけどね。」
玻璃上八里:「多分、憧れも大きいだろう。」なにせ。
玻璃上八里:「──あ奴の進む道は、私が死ぬほど悩んだ末にへし折った道だからな。」
玻璃上八里:「この世に私一人だと思っていた大馬鹿者がもう一人いたんだ。」
玻璃上八里:「心乱れぬ者がいたら、私は心底尊敬するね」
小竹木龍之介:「あー……そっかあ」
小竹木龍之介:「なるほど、それは……うん。揺れるよね……」
玻璃上八里:「……まあ、自覚はしているさ。」瞼を閉じて。
玻璃上八里:「小竹木殿にこれを話したのは。貴方の判断なら、私は受け入れられると思ったからだ。」
小竹木龍之介:「…僕の、判断?」
小竹木龍之介:軽く首を傾ける。
玻璃上八里:「……この事を聞いた貴方が」「あ奴の討伐が確認されるまで絶対に私をふん捕まえて置いたほうがいいと思ったならば。」
玻璃上八里:「正直絶対嫌だし最後の最後まで平和的な交渉に尽力するつもりではあるのだが!」
玻璃上八里:「……私は、貴方の制止を受け入れるつもりだ。」
小竹木龍之介:「んんん」
玻璃上八里:「……あなたの想いを無下にしてしまうのは、嫌だからな。」
小竹木龍之介:「でも、それをしたらさ……八里ちゃんの想いが無下にされちゃうじゃない」
小竹木龍之介:「君は、あいつを……討伐したいんだろう?自分の手で」
小竹木龍之介:「作戦行動の妨げにならない限りは君を縛る必要なんてどこにもないと思うな」
玻璃上八里:「そうか。……ありがとう、小竹木殿」
玻璃上八里:「上戸殿にも釘を刺されたし、どうしても引っかかってしまってなぁ……」
玻璃上八里:「──でも、その通りなんだ。」
玻璃上八里:「このまま生きてどこかであ奴の死を知るよりは。逢って殺したい。」
玻璃上八里:「私の夢を勝手に背負うと嘯くなら。想いをゆがめて連れ去ろうとするなら。」
玻璃上八里:「私が。その『夢』を代わりに抱えてやりたいんだ。」
玻璃上八里:「この世に二人も大馬鹿者がいたら、きっとこの世界は壊れてしまうからさ。」
小竹木龍之介:「……」
玻璃上八里:「だから。わたしはこの恋であ奴を焼き尽くすことにしたんだ。」
小竹木龍之介:「なんていうか……敵わないな」
玻璃上八里:「世界をゆがめる愛には、世界を焼き尽くす愛がお似合いだろう?」
玻璃上八里:アッすみません修正!
玻璃上八里:「世界をゆがめる愛の相手には、世界を焼き尽くす恋がお似合いだろう?」
小竹木龍之介:信号を見て、車の速度を落とす。
小竹木龍之介:「僕は、そこまで深く誰かを好きになれたことなんてあったか、わからないから」
玻璃上八里:「……。」喫茶店で聞いた話。紛い物の家族。
小竹木龍之介:「僕も、色んな人に受け入れてもらえない恋をする」
小竹木龍之介:「……受け入れてくれたのは、親だけだった。……所謂マイノリティでさ」
小竹木龍之介:「随分からかわれたよ。嫌な思いも沢山した」
小竹木龍之介:「だけど、恋は本当に普通だった。やっと、そんな僕を受け入れてくれる人が現れたと思ったら……」
玻璃上八里:ゆっくりと聞く。言葉を急いではいけない。
小竹木龍之介:「……本当は、ね。そうじゃなくって。『気持ち悪い』って思われてたんだ」
玻璃上八里:「……そう、か」もう少しだけ。その一言に押し留める。
小竹木龍之介:「そんなことがあったからかな。人を簡単には好きになれなくなって」
小竹木龍之介:「だからさ。そうやって自分を貫こうとする君はとても眩しく見えるんだ」
小竹木龍之介:「……誰に何言われても。気にしないで」
小竹木龍之介:「誰に何を言われたって。好きなものを好きでいていいはずなんだ」
小竹木龍之介:「僕は、そう思う」
玻璃上八里:「━━ありがとう、小竹木殿」「今回の私は、色々見苦しいところも見せてしまったが。」
小竹木龍之介:そこまで言って。恥ずかしそうに微笑む。
玻璃上八里:「貴方と知り合えてよかった。本当にね」
玻璃上八里:「私も頑張ってみるよ、もちろん貴方たちに心配をかけないくらいでな。」
小竹木龍之介:「そっか。そうなら、嬉しいな」
小竹木龍之介:「…うん。応援してるよ」
玻璃上八里:「うむ!落ち着いたらまた第8支部に招待したいんだ。」
小竹木龍之介:「ふふ、楽しみにしてるよ」
玻璃上八里:「ああ。その後は第11支部のおすすめ拠点にも遊びに行かせてほしいぞ!」
玻璃上八里:「……次はもう少し穏便に。」
小竹木龍之介:「是非是非。遊びに来てよ。色んなお店があるからさ」
小竹木龍之介:車は、不器用に揺れながらも道を進む。
小竹木龍之介:乗っている、二人のように。
GM:─────
GM:【ED2「暗夜航路」】
GM:大N市の中心地に存在するデパート。
GM:その屋上にあるヒーローショー用の舞台の上で、男が一人黄昏れていた。
マスターエロス:「……はぁ」
マスターエロス:誰も居ない舞台の上で思い出すのは過去のこと。
マスターエロス:その時は大学の先輩だった顕木夫妻が娘を連れて買い物に来ていて、たまたまヒーローショーを見に来ていたのだ。
マスターエロス:「大きくなったよね、融ちゃんも」
マスターエロス:少しだけ、口元は笑っている。
玻璃上八里:その背後より。静かに歩み寄る白い人影が。
玻璃上八里:彼の眼鏡のレンズに触れない程度に手を伸ばし、視界を覆う。
玻璃上八里:「……だーれだ?」
マスターエロス:「そんな事を言ってくれるのは、もう君しか居ないよ……」
マスターエロス:振り返り、力なく微笑む。
玻璃上八里:「やぁ。流石にあれで死んだとは思っていなかったが……」
マスターエロス:「当たり前だ。もはや僕の力は真なるプライメイトオーヴァードの一歩手前まで到達している」
玻璃上八里:「随分凹んでいるようだな。顕木殿の離反はやっぱりつらかったのかい?」
マスターエロス:「いや、離反ではない」
玻璃上八里:「では?」
マスターエロス:「彼女は僕や、顕木篤人のミームを継承して巣立っただけだ」
マスターエロス:「どの組織にいようと、彼女が彼女の願う最善を選び、戦うならば、僕はその道程を心から祝福したいと思う」
玻璃上八里:「それはいいね。彼女の安全は、私も責任もって見守らせていただくとしよう。」
マスターエロス:「そんなことよりも君の身の安全だ」
マスターエロス:顎に手を添え、クイッと顔を近づける。
マスターエロス:「危ないとは思わなかったのかね? こんな夜更けにたった一人で男の下を訪ねてくるなど」
玻璃上八里:「ふー……む?」無造作におしゃぶりやガラガラを取り出そうとしていた。
マスターエロス:「やめておきたまえ。そういうムードの無いものを取り出すのは」
マスターエロス:苦笑する。
玻璃上八里:「これは失礼したな……さんざん振り回してしまったし、バブバブとやらもさせてやろうと思っていたのだが」
マスターエロス:「君は少し真面目すぎる。美徳であり、欠点だな」
マスターエロス:スムーズに手をとって、ベンチへと座らせようとする。
玻璃上八里:「──へえ、中々の甲斐性じゃないか。」そっと二人が据わるようにカミを敷き、エスコートを受けよう。
玻璃上八里:「正直なところ、振り向き次第殴り掛かってくるものと思っていたのだが。」
マスターエロス:「話をしたかったのさ。ゆっくりできる最後の時間になるかもしれないから」
マスターエロス:「僕は幼い頃からFHで育ってきた人間でね」
マスターエロス:「まあ真っ当に天才で、真っ当に優秀だったんだけど、つまらない男だった」
マスターエロス:「そんな僕が変わったのは高校に入ってから、普通の生活で普通の友だちとの絆を得てからだ」
玻璃上八里:「ははは。確かに今よりはまともそうだなぁ。」
マスターエロス:「それまでは自分の生き方や周囲の環境に何一つ疑問を持たずに、ただ粛々と己の為すべきことと信じてFHの仕事を為してきた」
マスターエロス:「けど絆を得てから気づいたんだ」
マスターエロス:「これは強い」
マスターエロス:「そして、絆を得て気づいたんだ」
マスターエロス:「僕は良い。僕は今の生活に満足している。だが──」
マスターエロス:「──僕以外はどうだ。僕からすれば何の力も無いオーヴァードまで、オーヴァードだからという理由でかり出されては使い潰される日々」
マスターエロス:「一度絆を手に入れてしまった僕は、それによって見えた世界の在り様に我慢が鳴らなくなった」
玻璃上八里:「……。」(──すごいなぁ。)
マスターエロス:「だから、僕は絆の力で全てを救おうと思った」
玻璃上八里:(ここまで正反対な人間、そうそういないぞ。)
マスターエロス:「偉大なる仕事は一部の優れた人間が、ヒーローがやれば良い」
マスターエロス:「そのヒーローをみんなが愛し、敬い、支えれば良い」
マスターエロス:「どんな人間にでも、オーヴァードにでも、邪悪なものですら、そこに存在する意義が生じる」
マスターエロス:「それこそが僕の目指す理想郷、英雄大戦《レネゲイドウォー》」
玻璃上八里:「……それが、君が塗り替えたいと願う新世界か。石刀自由」
マスターエロス:「そうだ。人の命が一切の例外無く輝き続ける無限の戦場」
マスターエロス:「献身に喝采を、英雄に脚光を、特別なことは恥ずべきことではないと言える世界を」
マスターエロス:「僕は人間が好きなんだ。僕の好きな人間には、キラキラと輝いていて欲しい」
マスターエロス:「理想だけならばそう狂ってもいないと思うんだがどうかな?」
玻璃上八里:「うむ。君の歩んできた地獄の行程に相応しき願いが込められた世界という訳だな。」
玻璃上八里:「……私の考える世界は、もう少し大人しくなってしまいそうだ。」
マスターエロス:「構うものか」
マスターエロス:「それは君の愛する理想なのだろう」
マスターエロス:「ならば、胸を張れ」
玻璃上八里:「フフ……いいねぇ。そういう励まし方。」
マスターエロス:「星のごとく輝く欲望の美しさは、組織を問わん」
マスターエロス:「誰が何を言おうとも、己の愛を見失うな」
玻璃上八里:「──私の家はね。早くに父を亡くしていること以外は正直普通の母子家庭だったよ。」
玻璃上八里:「まだ私もオーヴァードの世界なんて知らなくて。母さんとそれなりに平和に暮らしていてさ。」
玻璃上八里:「……私がオーヴァードになったのは高校生の時でな。」
玻璃上八里:「誘拐されたんだ。ふざけ切ったどこかの宗教団体に」
玻璃上八里:「『カミの国』だか何だかを作るために、攫った子供たち体に何やら埋め込んでいき……」
マスターエロス:よくある話だ。養成所の同期にもそういう子供は多かった。
マスターエロス:眉一つ動かさずに話を聞く。
玻璃上八里:「その子たちは、次々と砂になって死んでいった。」
マスターエロス:「君は生き残った」
玻璃上八里:「ああ。……母さんが、助けてくれた。」
玻璃上八里:「オーヴァードだったみたいなんだ。母さん。」
マスターエロス:「成程な……罪悪感でも感じたのかい?」
玻璃上八里:「凄い光景だったぞ。並みいる君よりも最低なクソ野郎共をちぎっては投げ、千切っては投げ……」
マスターエロス:(何を言っているんだこの子は、僕のようなイケメン高身長エリートエージェントを捕まえておいて……)
玻璃上八里:「……そうしているうちに。『ジャーム』がでた。」
マスターエロス:(しかも珍しく行動まで男前だぞ今の僕……?)
マスターエロス:「ジャーム、まあ居るだろうね。そういう施設なら」
玻璃上八里:「……奴らは『アラガミ』とよんでいたが。詳しいことは正直わからない。」
玻璃上八里:「施設ごとそいつに塵芥にされたからな。」
玻璃上八里:「……私だけが。生き残った。」
玻璃上八里:「私がもう少し大きくなってわかったことだが、そいつらは愚者の黄金を山ほど仕入れていたらしくてなぁ。」
玻璃上八里:「母さんはそれを使って私を助けたらしい。私が気づいた時には石ころだけが残っていたよ」
マスターエロス:「愚者の黄金ね……ああやだやだ。恵まれた僕には想像もつかない決意だよ。で、その過去から君は何を思った?」
玻璃上八里:「ああ。」声が。
玻璃上八里:「『神』の概念を、この世から消し去ってやると決めたぐらいさ。」震える。
玻璃上八里:「……相変わらず、リードが下手糞だなぁ。君は」
マスターエロス:「僕は結論にしか興味が無いんだ」
マスターエロス:「でなければ、FHに所属していない。UGNで人々を守っていたことだろう」
マスターエロス:「僕ほどの力があれば一人一人を守るよりも世界を変えた方が合理的だからね」
玻璃上八里:「母さんを奪れて、絆を亡くして。紛い物の『カミ』の力だけが私に残った。」
玻璃上八里:「私は不思議でならなかった。一人一人『すら』救えぬ神なんぞが、なんでこの世界を覆っているんだ?」
マスターエロス:「だったら安心したまえ。僕がその神とやらになろう」
マスターエロス:「あまねく全てを救い、全ての命を輝きに変える存在となろう」
玻璃上八里:「……ああ。君ならそう言うのだろうなぁと思っていたよ。」
マスターエロス:「君は降りろ。僕は行く」
玻璃上八里:「私がこの世で最も嫌いなものを教えてもいいかい。石刀自由」
マスターエロス:「なんだい?」
玻璃上八里:「訳知り顔でやってきて。身勝手な救いを押し付け。何も助けられないままに踏みにじって去る……」
玻璃上八里:「『アラガミ(ジャーム)』さ」
玻璃上八里:「君は。その道に進んでいくのだろう?」
マスターエロス:「いや?」
マスターエロス:「プライメイトオーヴァードだが?」
マスターエロス:スッ、とベンチから立ち上がる。
玻璃上八里:「変わらないよ。何も変わらない。」
マスターエロス:普段なら消えるが、珍しく背中を向けたまま会話を続ける。
玻璃上八里:「人を外れた者は。人など見えなくなるだけさ。」
玻璃上八里:「神だろうと超越者だろうと。それは不変の本能なんだ。」
マスターエロス:「マスターギアス」
マスターエロス:「私の友はこう言った」
マスターエロス:「私は、誰も見ていない」
マスターエロス:「今までもこれからも、僕が見つめているものは光だ」
玻璃上八里:「……だからね。私は君の目の前に立つことにしたのさ。」
マスターエロス:「なるほどな」
玻璃上八里:「光を遮れば。流石に存在は分かるだろう?」
マスターエロス:眼鏡を外す。
マスターエロス:「では何も見えなくしてあげよう」
マスターエロス:そう言って顔を近づけると、静かに唇を寄せる。
玻璃上八里:おしゃぶりをくわえさせます。
玻璃上八里:「あまりにもデリカシーが無いぜ、それは。」
マスターエロス:(結構喜ばれるんだけどなあ)
玻璃上八里:「情緒を学びなおすといい。私も付き合ってやれるよ。」
マスターエロス:(まあUGNの女の子ってのはこんなもんか)
マスターエロス:「そうだな、世界を救って、いずれ時間が有れば」
玻璃上八里:「ああ、世界を築き上げた後についても。君にアドバイスをしておきたかったんだ。」
玻璃上八里:「君の新世界を完成させるなら。必ず私を殺していけ。」
玻璃上八里:「私の『呪い(恋)』は。持ち込んだ君の世界も壊しかねないからな。」
マスターエロス:「へっ、やだね」
玻璃上八里:「いいのかい?サプライズで新世界に招待なんてされたら正直私はどうなるかわからないぜ?」
マスターエロス:「君を殺してしまったら」
マスターエロス:「僕はきっと泣いてしまうからさ」
マスターエロス:「もう疲れたんだ。大切な人を殺すことには」
マスターエロス:(疲れたんだよ。なあ、ストルゲー。エンキドゥ)
玻璃上八里:「ふふ。……そういうのでいいんだよ。」そっと頬を赤らめ。
マスターエロス:タン、タン、とその場で足踏みをして、ビルの屋上のフェンスへと駆け出す。
玻璃上八里:「安心してくれよ。君を殺した時は、きっと私も大泣きするからさ」
マスターエロス:一瞬だけ見えた横顔は、その言葉に微笑んでいて。
マスターエロス:風にのって屋上から飛び出した彼は
玻璃上八里:「だから、さ。」ニコリと笑みを浮かべ。
マスターエロス:《ワールウインド》
玻璃上八里:「逃げ切れると思うなよ?──石刀自由」
玻璃上八里:残した言葉は。風に舞っていった。
マスターエロス:その言葉が届いたかどうかは分からない。
マスターエロス:ただまるでテレビのスーパーヒーローのように空を飛ぶその男の描く軌跡は。
マスターエロス:貴方にだけはきっと、少しだけ輝いて見えた。
マスターエロス:─────
GM:【ED3「君は飛べる」】
GM:針が4つある柱時計。琥珀の中の蚊の化石。紫壇のカウンター・テーブル。
GM:喫茶アソートの一室へ戻り、貴方たちは今回の事件について語らっていた。
上戸ノア:「二人共お疲れ様。今日は飲み物だけじゃなくてパフェもつけよう」
上戸ノア:「好きなものを注文してくれよな」
顕木融:「えへへ、ありがとう~」ほわほわした顔で、メニューを広げている。
小竹木龍之介:「ありがと。何にしようかな…栗……いやいちご……」
上戸ノア:「今の時期はスイートポテトパフェと胡麻ラテがおすすめですよ」
顕木融:「あれなら、それぞれ違うの頼んで交換でもします~?」
小竹木龍之介:「えっ、いいの?!じゃあ、そうしようか」
顕木融:「おっとおススメ。むう…」
小竹木龍之介:「スイートポテトパフェ!じゃあ僕はそれでお願い」
上戸ノア:(こうしてみると、マジで兄妹みてえだなあ)
顕木融:「はいはい。きっとおいしいでしょうし、定番のもおススメのもわたし気になりますので~、じゃ、さっき見てたコレ?」
上戸ノア:「はいよっ、スイートポテトパフェ! 融ちゃんは年中新鮮が売り文句の削りイチゴ練乳パフェかな?」
顕木融:「はーい、じゃあそれでお願いします?」
上戸ノア:二人分の注文を手早く用意してサッとお出しする。
上戸ノア:「飲み物はとりまミルクカフェオレにしておいたぜ。なんか飲みたいのあったら出すから言ってよ」
小竹木龍之介:「うわあ、美味しそう…!」
上戸ノア:そうして飲み物もすぐに出てくる。
顕木融:「わあ、すぐ出てきた…すごいなー」時間は掛かるものだと思っていた。
小竹木龍之介:「じゃあ、いただきます」非常にニコニコしながら。
上戸ノア:「はっはっは、バロール能力のちょっとした応用だなあ。別にUGN業務規程の禁止事項じゃないんだけど秘密だぞ?」
顕木融:「ハキャップとか取るの大変そう。…ま、ありがたいよね~。頂きまーす!」
上戸ノア:にこやかに微笑んでごまかす。
小竹木龍之介:「うん、おいしい…!スイートポテトのほっこり感と独特の甘味がアイスに絡んで……」
小竹木龍之介:「あ、融ちゃん好きなところ取っていいからね」
顕木融:頬を抑えて練乳の甘味とイチゴの酸味、クリームのまろやかさを味わっている。
上戸ノア:「でしょ~? マダムにもお褒め頂いた逸品だからさぁ~!」
顕木融:「あ、じゃあもいっこスプーンとって、端っこもらいますねー。小竹木さんもわたしのから取っていいので!」
顕木融:端から綺麗に取る。イチゴパフェの方も、きれいに残っているので取りやすいだろう。
顕木融:「~~♪」
上戸ノア:「……」
上戸ノア:「思ったよりも元気そうで良かったよ」
顕木融:「へへ、元気印が取り柄ですからね」
上戸ノア:「奇遇だな、俺も笑顔が取り柄ってよく言われるぜ~」
上戸ノア:そう言ってから、ちらりと小竹木さんの方に視線を向ける。
小竹木龍之介:「ん」頬張っていたパフェをゆっくりと嚥下し。
小竹木龍之介:「ほんとに、お疲れ様」
顕木融:カフェオレを呑んで、口をさっぱりさせて。
顕木融:「それを言うなら、こちらこそ。お世話になりました」
小竹木龍之介:「あはは。…なんか、ちょっと気にしてたんだ。余計なことしちゃったんじゃないか、って」
顕木融:「余計、ですか。……うーん」
上戸ノア:(実際、俺だけが勝手に動いていたらまず間違いなく余計なおせっかいになってたからな……)
顕木融:「でも、わたしひとりだと。きっとこうやって、きれいに決着なんてつけられませんでしたよ」
上戸ノア:(小竹木さんが居なきゃ、融ちゃんにこうは言ってもらえなかったろうな)
顕木融:「だから、余計なんかじゃありません。わたしにくれた言葉も、嬉しかったから」
小竹木龍之介:「そっか……」
小竹木龍之介:ひとくち、カフェオレを飲んで。
小竹木龍之介:「考えてたんだ」
小竹木龍之介:「君と、あの人は、ちゃんと親子に見えたから」
顕木融:「………えへへ。そう見えるくらいには、やれてましたかね」
顕木融:「わたしも、あのひとも。おかしいところばかりで…。それでも」
小竹木龍之介:「ん」
顕木融:目の前のひとの、かつてを想えば。自分は恵まれているのだと思う。その恵みを、きちんと受け止められたのかは、ずっとずっと。
顕木融:わたしには、わからなかったから。
顕木融:「…………それなら、よかったな」
小竹木龍之介:「……うん。親子だったよ。嘘をなくして、それでも……」
小竹木龍之介:「なんだろう。信頼かな……そういう……ものを感じた」
顕木融:「そうですね。……きっと、互いに。相手がどうこうするのは、別に受け入れられたって思ってます」
顕木融:「その上で、わたしたちは道を違えた。歩きたい所が別にあったから、ああなった」
顕木融:「…………えへへ。信頼は、出来たのかな。そう思ってもらえたら、」
顕木融:「わたしも、少しは返せるものがあったんだって。そう思えます」
小竹木龍之介:「……」眩しそうに、目を細めて。
小竹木龍之介:「僕は、親にずっと嘘つかれて、すごく嫌だったから」
小竹木龍之介:「だから、思いもしなかったんだ。嘘から始まっても、本当になるかもしれない、とかそういうこと」
顕木融:「うん。わたしも、嘘くらいしか返せないって、思っていたから。ちょっとびっくりしています」
顕木融:「でも、小竹木さん。わたしは、こうも思うんです」
顕木融:「どんなものだって……最初は、真似をすることから始まります。それから、ゆっくり憶えていくから」
顕木融:「嘘だって、きっと。わたしは捨てたものじゃないんだ、って。そう思っているんです」
小竹木龍之介:「…うん」
小竹木龍之介:自分が、嘘を本当にできなかったことを思う。
顕木融:「……えへへ。勝手にそう、わたしがそう在って欲しいって思ってるだけですけど」
小竹木龍之介:それでも
小竹木龍之介:「きっと、君はそうやって……知っていくんだと思う」
小竹木龍之介:「君には、それができる」
小竹木龍之介:「もちろん……愛することだって、さ」
顕木融:その言葉に、ふわりと笑う。普段に浮かべている、明るい笑みとは少し違うーー
顕木融:静かに、花が綻ぶような。そんな微笑みを。
顕木融:「うんーーあなたがそういってくれるなら。わたしだって。きっとそうなれるってーー信じたい」
小竹木龍之介:その笑顔を見て。
小竹木龍之介:「……良い顔してる」
顕木融:「そう? ──えへ。ありがとう」
小竹木龍之介:「こう……なんか。心機一転?巣立ち?そんな感じ。……変かな」
上戸ノア:「巣立ち、良いねえ。俺もそう思うなあ」
小竹木龍之介:「…えへへ。なら、良かった」
小竹木龍之介:「小鳥だって、最初は飛び方なんてわかんなくてさ」
上戸ノア:「けど、他の鳥たちを真似しておっかなびっくり形が作れるようになる」
小竹木龍之介:「そう。だから」
小竹木龍之介:「融ちゃんも鳥みたいなものなんだと、思う」
小竹木龍之介:「だから、飛べるよ」
小竹木龍之介:それは、確信にも似た言葉。
顕木融:「ふふふ。じゃあ、ゆっくりでも、わたしなりに。顕木融なりに、がんばっていくね」
顕木融:「もし、それでも大変ならーー助けて、って。そう言うよ」
小竹木龍之介:「うん。力になるよ」
上戸ノア:「その言葉、俺たちは何時でも待ってるぜ」
小竹木龍之介:あり方の正解なんて、多分、ない。
小竹木龍之介:だから、正しいとか間違ってるとかじゃなくて。
小竹木龍之介:それぞれの形にあうようにいられたらいいんだ。
小竹木龍之介:「これから、よろしくね。融ちゃん」
顕木融:「うん!どうかよろしく、小竹木さん!」
上戸ノア:「事件はこれにて一件落着……」
上戸ノア:時計を眺める。
上戸ノア:「そろそろカミサマも遊びに来るし……茶会の時間だ!」
上戸ノア:ドン、と出てくるお菓子とお茶。
上戸ノア:昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
上戸ノア:そんなものがないことは分かっている。
上戸ノア:けれども彼らは飛び立っていく。それぞれの目指す形の未来へ。
上戸ノア:そのために、今はしばしの羽休め。
上戸ノア:─────
上戸ノア:DX3rd「ダブルクロスを教えて」 good end
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